大学受験と入学時にかかる費用|受験料だけじゃない!準備から入学まで解説

2020年にはセンター入試の概要が大きく変わるようです。しかし、まだ数年は現在の受験システムが続く事になります。大学生の子供がいる筆者の経験を元に大学受験と入学時にかかる費用について調べてみました。これから大学受験を検討しているママさん必見ですよ!



大学を受験するにはいくら必要?

願書も有料です

毎年秋ごろから書店に大学の願書が並びますね。中には無料のものもありますが、たいていは有料です。価格帯は800円~1,000円ほどが一般的です。ちなみにセンター試験の願書と国立大学の願書は無料です。(郵送してもらう場合には費用がかかります)

筆者の子の高校の場合は、センターと国公立大の願書は学校がまとめて用意して志望者に配布し、私立大の願書は有料無料のものが進路指導室にあって、志望校のものを自由に持ち帰るシステムでした。そこに無い大学を受験する場合は自分で入手する形です。また、予備校に通っている場合はそちらで用意してくれる事もあるようです。

私立大の願書も受験方法によっては同じ大学でも何通も必要な事があります。願書の送付も大学の指示に従う事になりますが、簡易書留で速達…となると多ければ多いほど費用もかかります。もっと細かい事を言えば、受験票に貼る写真も、願書が増えればそれに応じて増えていきます。

テレメール進学サイト | 国公立大学、私立大学、専門学校の案内・願書をテレメールで資料請求
参照先・テレメール進学サイト(2015年12月現在 著者調べ)

受験料について

・センター試験
センター試験の受験料は3教科以上で18,000円、2教科以下で12,000円です。成績通知を希望する場合は別途800円。これは推薦などで国公立の合格が決まっていても、センターを受験してその成績を大学側に通知する場合などには必須ですし、高校や予備校が試験結果を知りたがって成績通知を希望するように受験生に依頼する事もあります。

・国公立大学
国公立大学の受験料は前期・後期とも17,000円が相場です。後期も受験する場合には、同時に出願します。前期で合格して手続きをした場合、後期は受験ができませんので後期の受験料が無駄になります。どうしても国立に進学したい場合は後期も申し込むのが一般的です。

・私立大学
私立大学の受験料は医学部・歯学部などは高額になる事がありますが、平均としてはだいたい35,000円です。センター利用といってセンター試験を受験した結果を私立大学が合否判定に用いる場合は私立大学のコストが削減できるため18,000円前後が相場です。

「どうしても○○大学に入りたい」という事で同じ大学の複数の学部を受ける場合や、同じ学部の違う学科を受ける場合など受験料が割引になる事もありますのでよく確認したほうが良いでしょう。我が家の場合、私立大学3校・国立大学前期後期・センター試験を受験して受験料の合計は12万円ほどでした。

センター試験Q&A|大学入試センター
参照先・大学入試センター(2015年12月 著者調べ)

2014年度大学入試、受験校数は86%が「3校以上」 | リセマム
参照先・リセマム(2015年12月現在 著者調べ) 

2015年度 私立大学・短期大学受験料一覧
参照先・河合塾(2015年12月現在 筆者調べ)

交通費・宿泊費

自宅から通える大学なら良いのですが、一人暮らしをするとなると、受験する際にも宿泊の手配をする必要があります。また、時期的にも雪の心配があるため、自宅から通える大学でも万が一を考えて大学の近くのホテルに前泊する受験生も増えているようです。飛行機や新幹線とホテルが一緒になった「受験生プラン」の申し込み時期も年々早まっているようです。

受験費用のほかに遠方の大学を受験する場合、交通費や宿泊費が必要になります。東京私大教連の「私立大学新入生の家計負担調査」によると、受験費用(受験料・交通費・宿泊費)は、自宅通学者が平均218,200円なのに対し、自宅外通学者は平均239,400円となっています。

また、自宅外通学者の場合、受験から入学までに要した費用(受験費用、家賃、敷金・礼金、生活用品費、初年度納付金)の総額は、平均約211万円となっています。

出典:

www.jili.or.jp



合格が決まったら

入学金を振り込む

合格が決まったら、期日までに入学金を振り込む必要があります。私立大学の入学金の相場は280,000円前後です。ここで問題になるのが私立大学の受験スケジュールの調整です。

A大学が第一志望でB大学が第二志望、C大学が第三志望の場合、C大学の入学金の納付期限の前にB大学、A大学の合格発表が行われていなかったらどうなるでしょうか。万が一のためにC大学に入学金を納付しますとその入学金はいかなる理由があっても返金されません。

後日B大学も受かっていたからB大学のほうが…、となった場合さらにB大学にも入学金を振り込む必要があります。保護者の経済事情に応じて納得の上での事ならよいのですが、受験日と合格発表日、入学金納入締切日の関係については十分注意しましょう。

我が家の場合は、国立大学前期試験日が、私立大学の入学金納入締切日だったため、280,000円の入学金の振込みが発生しました。

国公立大学が第一志望の受験生の場合、推薦で合格するか、国公立のみ受験というケースでない場合には私立大学への入学金の納付は避けられないのでは無いかと思います。なお、国立大学の入学金は282,000円です。公立大学は入学金に多少のバラつきがあります。

2015年度 国公立大学 受験料・初年度学費一覧
参照先・河合塾(2015年12月現在 筆者調べ)

2015年度 私立大学 初年度納付金一覧
参照先・河合塾(2015年12月現在 筆者調べ)

費用の準備

受験料や宿泊交通費、入学金の準備方法ですが、学資保険がアテに出来ないケースもあります。我が家の場合は早生まれだったため、18歳満期の学資保険の満期日が3月でした。

学資保険に加入している場合、満期日がいつなのか確認してみましょう。満期日が受験までに間に合ったとしても、受験料や入学金は学資保険とは別に確保する事が望ましいと思います。例えば高校入学後に毎月10,000円ずつ受験用に積み立てたとしたらそれだけでも360,000円になっています。入学金と受験料の一部は確保できるのではないでしょうか。

私立大学新入生の家計負担調査2014年度
参照先・東京私大教連 (2015年12月現在 著者調べ)

まとめ

お子さんが高校を受験する中学3年生の頃には大学まで進学するのかどうかが具体的に見えてくると思います。結果的に大学に進学しなかったとしても貯めたお金が無駄になる事はありませんので、計画的に貯蓄する事をお勧めします。