マンション相場を所帯別に解説。快適に賢く生活を送りましょう

今回は、マンションの相場について解説していきます。独身の一人暮らしの場合、新婚生活で2人暮らしの場合、お子さんのいらっしゃる3人以上のご家族の場合など、所帯別に説明しています。



首都圏の賃貸マンション相場を解説

賃貸マンションの相場について解説していきます。相場を比較検討しやすいように、首都圏に絞ったデータとさせていただきます。それぞれの世帯に適した部屋の広さと相場を掲載しましたので、是非参考にしてみてください。

独身で一人暮らしの場合の相場

一人暮らしの賃貸マンションの家賃の平均相場はいくらなのでしょうか。基本的に一人暮らしをする場合は、たくさんの方に支持されているものとしては、ワンルームマンションではないでしょうか。一人暮らしをする場合は、部屋は一つで大丈夫だという考えの人が多い傾向にあります。 もちろん、間取りが1R、1K、1DK、1LDK、2Kという風に面積が広くなったり、部屋数が増えていくにつれて、家賃も上がっていきます。

ワンルームマンションの家賃の平均相場としては、50,000円~60,000円とされています。昔から給料の3割ぐらいの家賃がベストだとされていますので、収入としては、月収200,000円前後あれば大丈夫だという計算になります。これよりも高い賃貸マンションに住みたいという場合は、他の生活雑費などを抑える必要があります。

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参照元:部屋探し・家賃(2015年12月時点、著者調べ)

新婚夫婦で2人暮らしの場合の相場

二人暮らしの場合は、生活のスタイルにもよるのですが、一般には1LDK~2DKの賃貸マンションを選ぶ方が多い傾向にあります。このくらいの広さであれば、二人で暮らすのは十分です。ただ、ゆとりのある空間で余裕のある暮らしを好む新婚夫婦の場合でしたら、広々としたリビングのある2LDK以上の賃貸マンションがオススメです。

平均的な家賃としましては、東京都の場合の2LDKのマンションでは100,000円~110,000円となっています。大阪の場合は、2LDKのマンションで70,000円~80,000円くらいの範囲となっています。

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参照元:ふたり暮らしに最適な物件(2015年12月時点、著者調べ)

お子さんのいらっしゃるご家族の場合の相場

もしお子さんが生まれて家族が増えた場合は、2LDK~3DKがベストだと言えるでしょう。あとは、お子さんの成長に合わせるような形で3LDK~4DKという風に、子供部屋を確保してあげることも意識しながら、賃貸マンションを借りるようにしていきましょう。

3DKの賃貸の相場としては、東京の場合は130,000円前後、大阪の場合は80,000円前後となっています。4DKの賃貸の相場としては、東京の場合は150,000円前後、大阪の場合は90,000円前後となっています。

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参照元:部屋探し情報(2015年12月時点、著者調べ)



契約する際の注意点。金額をしっかり把握する

家賃に関しては確認していても、その他の手数料や経費についてはしっかりと確認できていないということもあったりします。ですので、事前にきちんとチェックしておくことが大切になります。

敷金、礼金、保証金を確認する

賃貸マンションを選ぶ上で外すことができない初期費用として、発生するであろう費用をしっかりと確認しておかなければなりません。その基本が、敷金、礼金、保証金です。これらをしっかりと確認せずに、思わぬ出費が出て困ってしまうということもあり得ます。不動産業者にしっかりと確認するようにしましょう。

一般的に敷金は1カ月、礼金1カ月が基本となっています。新築のマンションでしたら礼金2カ月という物件もあります。一方で築年数が経っているような古いマンションであれば、礼金が無料の物件も存在します。また、敷金は退去する時でも大丈夫という物件もあります。初期費用として、これらの金額を出せる範囲の物件を選ぶようにしましょう。

仲介手数料や保証会社の手数料を把握

仲介手数料は不動産業者に対しての紹介料のようなものです。不動産業者は、物件の見学や申込みのチェック、契約まで流れを行います。それらに対しての費用が、仲介手数料というわけです。 原則的には家賃の1カ月分として請求されます。例外的なものとして仲介手数料を半額にしてくれているところや、無料となっている物件もあります。

あとは、保証会社の手数料 というものもあります。近年は賃貸物件の毎月の家賃の支払いに対して、保証会社を活用している大家さんも増加してきています。保証会社を活用することで、借主から保証会社、管理会社、そして大家さんへとお金がスムーズに流れていきます。管理会社や大家さんとしては、お金をスムーズに回収することができますので、保証会社を活用するメリットがあるわけです。入居者が滞納した際のリスクを限りなく低くできるわけですね。

保証会社にかかる費用としては、初期費用が家賃の30%〜100%となっています。その後、毎年1万円程度の費用が発生するのが相場となっています。

生活や引っ越しにかかる諸費用を知る

上記の費用以外にも、引越しにかかる金額や諸費用がかかりますので、しっかりとチェックしておきましょう。ほとんどの賃貸マンションの物件で発生する費用ですのでしっかりと把握しておいてください。

まずは保険料として、25,000円程度かかります。賃貸マンションの火災保険や地震保険などがあります。あとは、鍵の交換代として、10,000円~25,000円程度かかります。入居前に清掃サービスが入る場合は、清掃費用が数千円程度かかることもあります。

あとは、緊急時のサポートとして、住宅サポート費用が10,000円程度、その他管理会社の事務手数料などもかかったりします。これらの費用も細かく把握した上で、賃貸マンションを選びましょう。不動産業者にしっかりと聞き出せば教えてくれますので確認してみてくださいね。

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参照元:部屋探し情報(2015年12月時点、著者調べ)

相場に見合う部屋を探す為のコツ

相場に合う部屋を探すコツとしては意外とシンプルです。まずは不動産業者で開示されているデータをしっかりと確認することです。あとは、やはり実際に行って見てみないと分からないことというのがありますので、業者にお願いして一度見せてもらうようにしましょう。

携帯やスマホの電波を受信できるかどうか確認する

賃貸マンションには、電波の受信がなかなか上手くいかないマンションも存在します。自分の保持している携帯電話やスマホのキャリアの電波が安心して受信可能なのかどうかか検証しましょう。更には、動向している不動産業者の方が保持している携帯電話やスマホが違うようであるなら検証してもらってもいいかもしれません。

電波が全く入らない状態であれば、各キャリアから受信機を借りて対応することもできますので、住みたいマンションに見学する前に、事前にレンタル可能かどうかを確認しておけば良いかと思います。

住む場所(最寄駅)を調査する

実際に通勤や通学からどの程度の時間がかかるのかをシミュレーションしておくことも大切です。ですので、しっかりと最寄りの駅の位置を把握しておき、確認しておきましょう。一般的には、通勤に片道1時間以上かかってしまうと生活に不満が出てしまい、住民の幸福感が著しく低下してしまうというデータもあります。ですので、片道30分以内の賃貸マンションを目安に選ぶことを考えた方がオススメです。また、勤務先だけでなく、頻繁に遊びに行くところまでの時間や運賃などもチェックしておくといいでしょう。

家具の配置や収納スペースを把握しておく

図面では決して分からないことがあります。それは実際の大きさです。入居が決まってから「こんなはずではなかった」「家具が入らない」では遅いわけですので、事前に見学をしてきちんと調べておきましょう。

やはりまず確認をしておくべきなのは、収納スペースではないでしょうか。できる限り物を増やすことなく暮らしたいと考えていたとしても、思わぬタイミングや季節ごとのイベントで、衣類や趣味のグッズが増えてしまい、収納スペースは足りなくなることがあります。それも考慮した上で、十分な収納スペースがあるのかを確認しておきましょう。

一般的な賃貸マンションのケースでは、必要な収納スペースの床面積として、7%前後あれば大丈夫だと考えられています。とりあえず、希望する賃貸マンションの物件の内覧に行った際には、現在お住まいの部屋に置いてある荷物や家具が収納できるのかそうかを確認するようにしましょう。また、これから増えることも予測して、十分な収納スペースを確保できるのかどうかもイメージしておくことも重要です。

準備しておいたほうが便利なアイテムとしては、デジカメ、コンパス、メジャー、懐中電灯等があります。デジカメで撮影しておけば後から確認できますし、コンパスがあれば、マンションの向きや傾きをチェックできますし、メジャーがあれば、家具を置くためのスペースを計測することができます。懐中電灯は、床下や狭いところの確認をする時に役に立ちます。

住まい環境をしっかりと把握しておく

例えば、希望する賃貸マンションの近くに、どういった施設があるのかを確認しておくことも重要です。
何はさておきコンビニやスーパーマーケット、病院、クリーニング屋などは、日常生活をスムーズに送っていく上で重要となりますので、どこにあるのかといった情報はしっかりと確認しておきましょう。

あとは、首都圏にある賃貸マンションの物件の場合は、近くに高速道路や電車の路線などがある可能性もあります。そうなりますと、騒音に悩まされてしまうということもありますので、その辺りにも意識してチェックしておくといいでしょう。



安い家賃のマンションを選ぶ方法

ここからは、相場よりも安い賃貸マンションを選ぶ方法について解説していきます。どうしても費用を抑えたいという方は参考にしていただければと思います。

引っ越しの時期を考える

賃貸マンションの物件を安く借りることが可能なのは、引越しのオフシーズンではないでしょうか。
簡単に言うと、引越しをする人が減少していて、不動産業者が暇な時期/タイミングを狙うというわけです。

オフシーズンの第一のメリットとしましては、交渉の通りやすさでしょう。不動産業者としましても、できるだけ部屋を空室の状態のまま長期間放置しておくのはもったいないと考えています。そうなると、大家さんも、家賃や礼金、敷金などを値下げしてくれる確率が格段に上がるわけです。不動産業者の人も親切になって対応してくれたりします。相場よりも安い金額で契約を結びたいのであれば、オフシーズンを選ぶ賢いのではないでしょうか。

築年数の古い物件を選ぶ

築年数が経っていれば経っているほど、家賃は安くなる傾向にあります。築年数によって、どのくらい変わるかと言いますと、以下のようになります。

・築3年未満で、500円~1,000円程度

・築5年以上で、1,000円~3,000円程度

・築10年以上で、5,000円~15,000円程度

・築20年以上で、5,000円~30,000円程度

・築30年以上で、20,000円~40,000円程度

という感じで、時が経つにつれてどんどん安くなっていきます。

「古くなると部屋が汚くなっているのではないか」と心配される方も大勢いらっしゃると思いますが、必ずしもそうとは限りません。綺麗にリフォームされて新築とほぼ変わらない物件も存在します。ですので、やはり実際に見に行って判断するのがいいでしょう。新築の賃貸マンションばかりに気を取られていると、思わぬ優良物件を見逃している可能性もあります。古い物件も、視野に入れておくと良いかと思います。

築年数でお部屋探しは間違い!!
参照元:築年数でお部屋探しは間違い(2015年12月時点、著者調べ)

ワケありの物件を選ぶ

ワケあり物件とは、過去に事故や事件があった部屋を指します。こういった部屋は、もちろん借り手がつきにくい状況になります。ですので、家賃をとんでもなく値引きしてくれたり、敷金や礼金、その他諸費用などの費用を格段に低く抑えているという点が特徴です。

例えば、ワケあり物件の具体例としては、以下のようなものがあります。

・過去にその部屋で自殺者が出てしまったケース

・その部屋で殺人事件起こったというケース

・近くに交通機関があり、騒音被害がひどいケース

・近隣に暴力団事務所が存在しているケース

・近所に異臭を放つようなゴミ処理場が存在するケース

・過去に火災などの事故があったケース

といった感じになります。こういった条件であっても平気だという場合は、金額を安く抑えるために検討してみても良いかもしれません。

ワケあり物件の見分け方や見つけ方に関しましては、やはり不動産業者に直接訊くのが一番です。入居者に対して、ワケあり物件であることを隠して契約することは、法律上で禁じられていますので、多くの不動産業者は親切に回答してくれます。

インターネット上でも、ワケあり物件を専門に掲載しているサイトがありましたのでご紹介しておきます。ワケありの理由も記載されていますので、非常に参考になるのではないかと思います。

賃貸見切り品
「賃貸見切り品」は、デメリットがあるからこそお得な、首都圏の訳あり賃貸物件を紹介するホームページです。

まとめ

賃貸マンションを借りる際の相場や注意点、選び方や安い物件を探す工夫について解説してきましたが、参考になりましたでしょうか。共通して言えることとしましては、事前にしっかりとリサーチをするということです。これに尽きるのではないかと思います。

是非今回の記事も一つの判断材料としていただければ幸いです。