ローンシュミレーションを活用してみよう|賢く使って今日からあなたもローン博士!

金融機関からお金を借りるのは人生の一大イベント。なぜなら借りた瞬間から返済が始まるからです。返済の義務は借りてからローンの全額がなくなるまで続きます。でも返済を行いながらも、ゆとりのある生活を送りたいですよね。それだけに最初の返済計画が重要。ローンシュミレーションをうまく活用して賢いローンユーザーになりましょう。



ローンシュミレーション、利用する前に

どうしてローンシュミレーションが必要 ?

ローンシュミレーションを使って行う最初の一番重要なことはまず、その借りたローンが最後までしっかり払えるかどうか、自分の目で確認することです。

一般的にローンは自動車ローンや教育ローンなどのように返済期間が5年から7年位の比較的短期のものから、住宅ローンのように返済期間が25年から35年と長期に渡るものまでいろいろあります。その返済をしている間に、人生にはいろいろなイベントやトラブルがつきもの、急な出費があることも想定しておかねばなりません。

しかし一方では特別なお金持ちを除いて、普通の人は毎月定期的に入る収入からすべてを賄う必要があります。急な出費に対しては日ごろから節約生活を励行、貯金をして備えておく一方で、借りたローンの返済も同時にしっかり行わねばなりません。 ローンのメリットは毎月の返済が滞るなどの事態にならない限り、金融機関からローン残金の一括返済を求められないところにあります。だから住宅ローンのような大きな金額でも時間をかけてこつこつと返済すれば、最終的にその住宅は自分の物にできるのです。

しかし、もし最初のローンの返済計画がずさんで途中で支払うことが難しくなると、最後には支払っている人の人生そのものを狂わしてしまうこともあります。住宅ローンだと、最悪の場合、金融機関に差し押さえられて住んでいる自宅さえ失うことにもなりかねません。

それだけに最初のローンの返済計画には十分時間をかけたいものですよね。幸いにして、現在はインターネットの発達により、金融機関のオフィシャルサイト上で各種ローンシュミレーションが自由に利用できるようになりました。気軽に活用しあらゆる角度から検討して賢いローンユーザーになりましょう。



ローンシュミレーション|返済方法

代表的な2つの返済方法

返済方法には「元利金均等返済」と「元金均等返済」の二つがあります。

①「元利金均等返済」
毎月の返済額が均等になるように元金部分(購入金額)と金利部分が組み合わされており、元金部分は金利の減少に伴い増加する方式。

②「元金均等返済」
元金部分については元金総額を返済回数で均等に払うよう計算され、一方金利部分については元金の残高に金利を掛けたものであり、そのふたつの合計額を毎月の支払額とする方式。

一般的に住宅ローンは元利金均等支払と元金均等支払から選択できて、自動車ローンや教育ローンなどの個人ローンは元利金均等支払が主流となっています。

この二つの支払い方法を図で確認していただいたらさらに理解が深まると思いますので、みずほ銀行のオフィシャルサイトをご紹介します。ご興味があればアクセスしてみてください。

みずほ銀行:選べる2つの返済方法
参照元:みずほ銀行(2015年9月時点 著者調べ) 元利金等返済と元金均等返済の違い

ローンシュミレーション|金利

金利の種類

さらにもうひとつ押さえておきたいのは「固定金利」と「変動金利」の違いです。

こちらも一般的には住宅ローンに適用される金利は固定金利と変動金利から選択が可能ですが、一方個人ローンでは固定金利が主流のようです。

固定金利の特徴
1・ 返済期間が終了するまですっと同じ金利を支払います。そのため返済計画が立てやすいといえます。
2・金利が変動金利より高めに設定されています。

変動金利の特徴
1・固定金利より金利が低く設定されています。
2・将来、市場の金利が上昇したら変動金利もつられて上昇します。

どちらを選択すると有利かどうかはその時々の金融情勢に左右されるため断定することは難しいと思います。しかし、一般論として返済期間が比較的短期の場合は変動金利を選択するほうが、返済期間が長期の場合は固定金利を選択するほうが有利とみなされています。 



ローンシュミレーション|機能

ローンシュミレーションを使えばこんな試算ができる

1・返済額の試算(総返済額・毎月返済額の計算)
2・借り入れ可能額の試算(年収および毎月返済額から計算)
3・ローンの繰り上げ試算(一部元金を繰り上げして返済した後の、返済額、返済期間、および利息軽減額)
4・返済プランの比較試算(固定金利で借りた場合と変動金利で借りた場合の比較)
5・複数ローンの組み合わせ試算(銀行住宅ローンと会社の貸付資金を同時に借りた時の総返済額、毎月返済額)
6・住宅取得に伴う各種費用の試算(税金や手数料等)

実際にシュミレーションしてみると・・・

例えば、1のシュミレーションを使って実際に計算してみましょう。某金融機関の住宅ローンの金利を適用してみます。
・借入総額:2,500万円
・ボーナス払い:なし
・借入期間:30年
・全期間固定金利:2.45パーセント
・返済方法:「元利金均等返済」

上記の条件を設定してシュミレーション(試)を行うと・・・
・毎月の返済額:98,131円
・期間中の総支払総額:35,359,593円
という結果が表示されることになります。

これらのシュミレーションを使いこなすことができるようになれば、堅実な資金計画が作れるようになると私は思います。さまざまな角度からのローンシュミレーションは下記のサイトで用意されていますので、興味ある方はぜひアクセスしてみてはいかがでしょうか。

住宅ローンシミュレーション
参照元:住宅保証機構株式会社(2015年9月時点 著者調べ) 多面的なニーズに応えるためのたくさんのシュミレーションが用意されています

まとめ

いかがですか、ローンシュミレーションについて十分ご理解いただけましたか?

ローンを組んだら翌月からはさっそく毎月の返済が始まります。返済日が来て「あれ、こんなはずじゃなかったのに」なんてことにならないように、ローンを相談する時にはしっかりと準備をして金融機関に行きましょう。

十分準備をして臨めば、ローンもまた恐るるに足らずです。ローンという金融商品は使い方次第であなたの人生をより豊かにしてくれると私は個人的には思います。そしてまたローンシュミレーションもローンを借りる時の判断において、あなたの強い味方になってくれるのではないでしょうか。賢いローンシュミレーションの使い手になってください。
本記事は一般的な情報に過ぎず、適用法令等の改正、前提事実や個人状況の違いおよび変化によって、記載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。従って本記事の記載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。