ユーザー車検にかかる費用!普通車・軽自動車・バイクにはいくらかかる?

車検!車を所有していくのに必要な検査ですね。最も費用を安く抑えられる「ユーザー車検」について、あなたは知っていますか?聞いたことがあっても、難しそうというイメージがありますよね。でも、大丈夫!はじめてのユーザー車検でも、簡単にできる「方法」と、それにかかる「費用」を、わかりやすくご紹介します!



車検について知りたいこと

あなたも聞いたことがあるかもしれません。この車検の方法は、一つではありません。お金が多少かかっても、業者にお願いして車検を取得する方法や、自分で車検場に行き、車検を受け取る方法などがあります。ディーラーや整備工場などに車検をお願いすると、整備などをしてくれて安心ですが、少しお金がかかってしまいます。

どんなことにせよ、少しでも節約できたら、家計が助かります。わたしは、毎日の出費などを分析していて、「もうちょっと自動車の維持費を安くできないかなあ」と思っていました。それで、ユーザー車検という言葉を聞いて、調べてみました。その方法を見ていて「自分には難しそう」と思ったのですが、実際に自分でチャレンジしてみたら、意外にできましたよ!

それで、車検にかかる費用を安くしたいと願い、「ユーザー車検」に挑もうとしている人に必要としている情報を、シェアしたいと思います!

・ユーザー車検ができる車種
・ユーザー車検にかかる費用と内訳
・ユーザー車検の方法

これら3つを、一つずつご紹介しますね。



ユーザー車検ができる車種

どんな車種がユーザー車検を受けられるの?

まず、ユーザー車検といっても、どんな自動車でも取得ができるのでしょうか?ある車種だけなのでしょうか?答えは、「どんな自動車でも、ユーザー車検を受けられる」です。

・普通自動車
・軽自動車
・普通二輪車(バイク)

あなたが所有している車は、どれですか?これらは、準備すべき書類は同じですが、値段に関しては、それぞれ異なっています。車の大きさ(重量)やエコカーかどうかなども、影響してきます。どんな車であれ、車検をパスするだけのために、いろいろお金を掛けたくないと思うなら、ユーザー車検が断然お得です。なぜでしょうか?

まず、車検の意味を理解している必要があります。車検を受けるために、「車が一番良い整備状態でなければならないとパスできない」わけではありません。保安基準を超えていれば、パスできるのです。それで、車検後やその数日後に車が壊れても、関係がありません。ですから、車が最低限パスできる状態であれば、通過できてしまうのです。

定期点検は、自分で出来たり、頻繁に整備工場などで行ったりしているなら、あえて車検時にいろいろな部品を交換しなくても良いでしょう。なぜなら、現時点で、車が良い状態にあるのですから。このような人には、ユーザー車検にすることによって、費用を少なく済ませられます。では、ユーザー車検には、どんなことにお金がかかるのでしょうか?

「法定費用」という、どんな車検にも必要な金額で車検を受けることができます。その前に、まず、ユーザー車検以外の方法で、車検を頼むとすると、どんなことにお金がかかるのでしょうか?見てみましょう。

車検費用の内訳 | 車の車検徹底解説!
参照元:車の車検徹底解説!(2015年12月、著者調べ)

ディーラーにお願いしたら、いくらかかる?

ディーラーで車検をすると、何にどのくらいの費用がかかってしまうのでしょうか?次の3つは、最低かかります。

・代行手数料
・テスター調整費用
・点検と整備

これらが、かなりお金のかかる分野となります。この3つに「5~6万円」はします。これを安いと考えるか、それとも当然の費用と考えるか。考え方は、人によって異なりそうですね。ユーザー車検をした場合と、ディーラーで車検を受ける場合では、値段がかなり違うので、少し考えてしまいます。

ユーザー車検を受けるか、ディーラーなどにお願いするかを決めるあたり、次の情報は役に立つかもしれません。実は、今の自動車は良く出来ていて、それほど壊れないようになっているとも言われています。ですから、ユーザー車検で十分なのかもしれませんね。それでは、ユーザー車検を受けるのは、いくらぐらいお金を準備したらよいのでしょうか?計算してみましょう。

ディーラー車検 | 車の車検徹底解説!
参照元: 車の車検徹底解説!(2015年12月、著者調べ)

車検費用の内訳

先にも触れましたが、ユーザー車検を受けるには、最低でも「法定費用」は払う必要があります。もちろん車検を受ける場所への移動費として、ガソリン代などは、かかってしまいますが。この「法定費用」には、何が含まれるのでしょうか?それは、次の3つです。

・自賠責保険料
・自動車重量税
・検査手数料

自賠責保険料は「期間」によって、自動車重量税は「車の大きさ」によって、検査手数料は受ける「地域」によって値段が異なります。では、それぞれにどのくらいのお金がかかるのでしょうか?細かく見てみましょう。

自賠責保険料

これは、強制保険とも言われ、必ず払わなければならないものの一つです。事故などを起こす可能性は、誰にでもあるので必要ですね。では、自賠責保険料は、いくら支払う必要がありますか?車ごとに異なるのでしょうか?「普通自動車・軽自動車・自動二輪車」それぞれ、値段が違います。大抵、24カ月(2年)分支払うことが多いです。車の種類ごとに、いくらかかるのでしょうか?

・普通自動車 → 27,840円
・軽自動車 → 26,370円
・自動二輪車 → 13,640円

これを見ると、「バイク」にかかる自賠責保険料が、「自動車」の半分以下ですむことがわかりますね。値段だけ見ると、バイクが経済的な負担が少ないです。このように自賠責保険料を見ると、普通自動車も軽自動車も、ほとんど値段に違いがないことがわかります。

自賠責保険(共済)の加入方法
参照元: 自動車総合安全情報(2015年12月、著者調べ) 交通事故被害者に対する国土交通省の救済対策を紹介します

自動車重量税

続きまして、車検を受けるのに必要な費用の一つ「自動車重量税」を見てみましょう。これには、どのくらいの値段がするのでしょうか?

・普通自動車 → 2,500 ~ 75,600円
・軽自動車 → 2,500 ~ 8,800円
・自動二輪車 → 3,800 ~ 5,000円

この中で、一番気になるのは、「普通自動車」にかかる重量税の値段にかなり差があることでしょう。最も安くて「2,500円」で、一番値段が高くて「75,600円」となり、その差は30倍にもなります。なぜ、こんなにも幅があるのでしょうか?その理由として、このようなものがあります。

・車のサイズ
・エコカーかそれ以外の車か
・初度検査より年月経過の度合い

例えば、「普通自動車」の重量税で一番安い「2,500円」の車は、どのような状態の自動車なのでしょうか?

・車両重量が500kg以下
・エコカー減税50%適用

このような車なら、たったの2,500円で済みます。値段が、軽自動車とほとんど変わりませんね。この「エコカー減税適用」の車ですと、2,500~3,000kgというサイズの車でも、重量税「15,000円」という値段です。これを見ると、「車のデザインがいいから」という理由ではなく、エコカーだからという理由で、車を選ぶべきだとわかりますね。エコカーは、家計にとても優しいです。

その逆に、75,600円かかる車はどのようなものかというと、車両重量が2,500~3,000kgで、エコカーでもなく、初度検査から18年経過した自動車ですと、この値段になります!

自動車重量税 | 平成27年5月1日の税改正にも対応済
参照元:車検と車の手続き 案内センター(2015年12月、著者調べ)

検査手数料

「法定費用」の三番目に「検査手数料」について、見てみましょう。次にある値段は、新車に対して、初めて車検を受ける「初度車検」ではありません。わたしたちが、今回受ける車検にかかる金額です。ちなみにこの車検を「継続車検」といいます。「引き続き車を所有し、運転し続けられるかどうか」という検査を受けることです。車それぞれに対して、どのくらいの値段なのでしょうか?

・普通自動車 → 1,800円
・軽自動車 → 1,400円
・自動二輪車 → 1,700円

これらは、あまり値段の差がありません。この手数料は、現金で支払うのではなく、窓口で「印紙」を購入して払います。この手数料の値段は、「国に支払う分・検査法人に支払う分」です。この料金には、文句ないですね。当然という感じもします。

ここまで見てきて、ユーザー車検には、どのくらいかかることがわかりましたか?自賠責保険に24カ月加入したことを前提に計算すると、こうなります。

・普通自動車 → 32,140 ~ 105,240円
・軽自動車 → 30,270 ~ 36,570円
・自動二輪車 → 19,140 ~ 20,340円

お金を準備するにあたって、参考にしてくださいね。

検査・登録手数料 | 車検と自動車の各種手続き
参照元: 車検と車の手続き 案内センター(2015年12月、著者調べ)



ユーザー車検の方法①

ここまで、ユーザー車検と、それにかかる費用の内訳を見てくることができました。ユーザー車検は、「法定費用」という最低限の料金で、車検を受けられることがわかりましたね。それでは、このユーザー車検は、どのように受けるのでしょうか?その手順を見ていきましょう。

1.予約する

まず、車検の有効期限日が近づいてきたら、予約の手続きをする必要があります。当日でなく、1カ月前から、受け付けています。期限日ギリギリにではなく、できるかぎり早めに予約しておくと、精神的に楽ですね。では、どのような方法で、予約ができるのでしょうか?2つあります。

・電話
・インターネット

2つのうち、どちらか自分の都合の良い方法で予約しましょう。今はネットが便利に使えますので、インターネットを使って予約するのが、楽かもしれませんね。電話の場合は、最寄りの支局を選択し、そこに電話しましょう。ちなみに、最寄りでなくても、全国どこでも車検を受けられます。「普通自動車・バイク」は陸運局で、「軽自動車」は軽自動車検査協会支局で、ユーザー車検を受けます。ここは、注意しましょう。

予約に関して、一つ驚いた事があります。私の友人の1人がしたことなのですが、「ギリギリ予約」ができたとのことです。それは、「その日に予約、その日に検査」というものです。陸運局というユーザー車検を受ける場所によっては、検査希望日の午前中に予約を取り、午後検査を受けるということも可能なところがあるみたいです。調べてみて、最寄りにそんな場所があったら、便利ですね。

ちなみに予約したら、その際にもらう「予約番号」を忘れないようにしましょう。検査当日にその番号が必要ですから、メモしておきます。

陸運局の所在地・管轄区域ガイド【全国陸運局手続き一覧】
参照元:陸運局(2015年12月、著者調べ)

検査予約システム-予約トップ
参照元:国土交通省(2015年12月、著者調べ)

検査予約システム – 軽自動車検査協会
参照元: 軽自動車検査協会(2015年12月、著者調べ)

2.車検当日(その1)

いきなり、陸運局に乗り込むこともできますが、少し心配ですよね。検査して、不合格になるのは恥ずかしいです。もし、自分である程度、車の整備ができたり、友人に整備士の人がいたりするなら手伝ってもらい、検査しましょう。「タイヤ・ライト・ブレーキ・排気ガス」など、チェックできる所は、確認します。

もし、できなくても大丈夫。支局の近辺に、民間の「予備検査場」というところがあって、そこで、車検をパスできる状態に車があるかないか、確認できます。民間なので有料ですが、ここでパスできるなら、本番は安心ですね。場所にもよりますが、「1,500~3,500円」かかります。ここでは、主にこのような予備検査をしてくれます。

・排気ガス検査と調整
・各ブレーキとスピードメーターの検査
・サイドスリップの検査と調整
・ライトの光軸検査と調整

「車検費用は、出来る限り安くしたいけど、少し心配」という方には、この「予備検査場」で検査しましょう。

次に「陸運局」の窓口に行き、「用紙の購入・記入」をします。見本を見ながら書いたりできますし、代書屋さんにお願いすることも可能です。そこでは、次の3つを記入します。

・自動車検査票
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書

窓口に親切な人がいるので、その人にどうしても記入がわからないことがあったら、尋ねることもできるでしょう。もれなく記入します。続いて、「支払い」をします。何の支払いでしょうか?自分の車に見合った額を払います。印紙と証紙を「購入」という形で、次の2つを支払いをします。

・自動車重量税
・検査手数料

そして、「自賠責保険」の継続加入手続きもしなければなりません。保険期間に関してですが、必ず延長された車検期間より一日でも長く加入する必要があります。大抵の場合、自賠責保険は、車検時に加入するので、車検と同じ2年で、「24カ月」分を支払うでしょう。

ユーザー車検の方法②

1.納税確認

これも陸運局の窓口で行います。継続検査用の「自動車税納税証明書」を自動車税事務所等の納税確認窓口に、見せる必要があります。これは、毎年5月頃に納税していることでしょう。この証明書に問題がないことが確認できれば、押印をしてもらえます。

2.車検の受付と検査

ここまで段階を踏んで、準備の整った様々な書類が、あなたの手元に集まっていると思います。いろいろな用紙がありますよね。クリアファイルなどがあれば、楽にまとめられると思うので、持っておくと便利です。では、ユーザー車検受付窓口に、書類一式を提出しましょう。その時に、事前に車検予約をした時の「予約番号」も伝えます。

それから、検査スタートです。検査の順番として、次のようになっています。場所によって異なるかもしれませんが、大体、普通車ですと、次のような順番で検査を受けます。

1.提示書類と自動車が同一かどうかの確認
2.検査員による車の外観の検査(ライト・タイヤ・ランプ)
3.サイドスリップ検査(前輪タイヤの横滑り量)
4.ブレーキ検査
5.スピードメーター検査
6.ヘッドライト検査
7.排気ガス検査
8.自動車の下側検査

この時、車所有者のわたしたちが実際に車に乗って、受検します。ドキドキしますが、指示に従って行えば、大して難しくありませんよ。大きく深呼吸して望みましょう。ちなみに、検査ですが、バイクと自動車とでは、検査を行う場所が異なりますので、気をつけましょう。検査ですので、合格と不合格があります。もし、不合格だったらどうしたら良いのでしょうか?

不合格になったなら、その日に申請をして、「限定自動車検査証」の交付を受けておきましょう。これ自体は、無料です。不合格だった理由をちゃんと教えてもらえるので、その不適合箇所を整備して、再検査を受けます。不合格だった「その日」に再検査すると、お金がかかりません。しかし、不合格だった日よりも後になると、料金が発生します。でも、2週間以内と2週間後では、多少異なります。

「2週間以内」の再検査ですと、保安基準に不適合だった箇所のみの検査になります。料金は、1,300円です。「2週間後」に再検査を受けるとなると、どうなるのでしょうか?再び、すべての検査を受ける必要が出てきます。この際は、「限定自動車検査証」は必要ありません。料金は「1,700~1,800円」です。

このように「再検査」が後日であればあるほど、自賠責保険期間の修正が必要になってくるので、注意しましょう。面倒な作業が増えますよ。

3.車検証の交付

こうして、無事に車検を合格すると、どうなるのでしょうか?検査を合格すると、最初に準備した書類一式を車検証交付窓口に提出しましょう。そこで、新しい車検証とステッカーがもらえます。お疲れ様でした!無事、ユーザー車検が終了です。車検当日にかかる時間としては、半日で終わる作業です。

ユーザー車検の方法・やり方 | 車検
参照元: 車検と車の手続き 案内センター(2015年12月、著者調べ)

検査の受け方 | 軽自動車の車検 | 軽自動車検査協会
参照元: 軽自動車検査協会(2015年12月、著者調べ)

まとめ

いかがでしたか?ユーザー車検にかかる費用と、車検に必要な書類、車検当日の流れを見ることができました。自分でも、できそうと思いましたか?それとも、ハードルが高いなあ、と感じたでしょうか?いくら車検自体にかかるお金が安くなるとはいえ、時間と手間がかかる作業であるということですね。

必要以上に車の整備代を節約してしまい、車の故障や事故があっては、元も子もないですね。安全を第一に考えつつ、「自分の能力や状況」を見ながら、車検をディーラーなど他の人にお願いするか、自分で車検を受ける「ユーザー車検」にするか、決めましょう!