<他の人の生活費を調査>平均データからわかるリアルな家計とは?

生活費にいくらぐらいかけるのが一般的なのか、家計簿をつけるうえでも、気になることありませんか?そんな疑問を解消するために、各家庭の生活費についてリアルな金額を調べてみました。



生活費、そもそも何を指す?

人が社会で生きていく上で、必要になる経費のことを指します。衣食住はもちろん、今の時代では、ネット環境も必要不可欠な人が多いのではないでしょうか。また、家事の時間を短縮するためには、いろいろな家電も当たり前のように使っています。 また、家の中だけでは、仕事にならないこともほとんどなので、交通費も必要でしょう。生きていくのに、働くだけではしんどいです。娯楽も必要ですよね。しかし、必要だからと言って、何も考えずに消費していくと貯金も残らず、下手すると1カ月を乗り切れないなんてこと、無きにしもあらず、ですよね。

そして、他の家庭は何にどれくらい使っているのか気になりますよね。



平均生活費はいくら?

総務省で発表されている、2014年の勤労者世帯の平均消費支出は約31.9万円!

家庭ごとに世帯収入も違いますので、平均されてしまうと、すこし分かりにくくなるかと思いますし、金額だけ聞くと高いな!と感じますね。ただこの金額、家賃やローンなども含まれるのでそれを差し引くと、20万円~10万円まで下がってきます。そうすると少しなるほど、と感じますよね。

ちなみに年齢別の場合、一番消費が多いのは50代だそうです。役職付きの多い年代ですし、年収と生活費は比例しているのかな、と感じます。

世帯属性別の家計収支
参照元:総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)(2015年11月、著者調べ)

夫婦のどちらかだけ働く世帯の生活費はいくらくらい?

こちらも2014年の平均値になりますが、平均の年収が480万円ぐらいに対して、月々の平均生活費が28.9万円ほどです。やはり1人だけで働くと、年収はぐっと落ちますので、その分生活費も頑張って抑えている方が多いようですね。

気になる生活費の内訳

一言に「生活費」と言っても、その中身は毎月変動しているかと思います。やれ、野菜が値上がりした、電気代が上がったとやりくりする身には、気苦労が多いですよね。そして、よその家はどうしているのだろう、やはり疑問が湧きますよね。

年収別生活費の内訳は?

やはり、使うお金は入るお金があってこそだと思います。今度は、年収別の生活費がいくらなのかご紹介したいと思います。

総務省で発表されている「家計調査報告」の2014年平均速報から抜粋した、年収別消費支出の内訳が以下の通りです。 こちら、就労者が1人以上居る世帯の年間平均をさらに12カ月で割ったものを書き出しています。

1世帯当たり品目別支出金額 年間収入五分位階級別(2015年2月17日公表)
参照元:総務省統計局 統計表一覧 政府統計の総合窓口(2015年11月、著者調べ)



そのほかの生活費についての考え方

これまで、ざっくりと平均をご紹介してきましたが、各家庭、形はそれぞれで条件に当てはまらない方もいらっしゃるかと思います。そこで、他の視点からの生活費についての情報が分かる方法をご紹介します。

その他の世帯での生活費

学生の生活費は、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)では、大学学部(昼間部)の学生さんで、月平均約15万と報告されています。

平成24年度学生生活調査について-JASSO
参照元:独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)(2015年11月、著者調べ) 全国大学生活協同組合連合会のサイトでは、自宅生が月平均約5.8万円、下宿生が月平均約11.6万円で、それぞれの細かい生活費の内訳が報告されています。

第50回学生生活実態調査の概要報告
参照元:全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)(2015年11月、著者調べ) また、生活保険文化センターでは、老後の医療費などを中心に生活費についての調査結果がレポートされています。この中では、夫婦の最低日常生活費は平均で約22万円と報告されています。

「生活保障に関する調査」
参照元:公益財団法人 生命保険文化センター 平成25年度「生活保障に関する調査」速報版PDFファイル(平成25年12月発行)(2015年11月、著者調べ)

これから家計を預かる方向けに

検索サイトで、「生活費 ツール」で検索すると、自動で割合などを算出してくれるサイトがいくつかヒットします。ママ向けサイト「ベビータウン」では、生活費についての説明とともに、実際に数値を入力してシュミレーションを行うことができます。

家計の“そもそも”を解決! 【生活費・そもそも編】
参照元:ベビータウン(2015年11月、著者調べ) 「お金丸のマネーガイド」では、入力したそれぞれの金額について、バランスが取れていないと簡単なアドバイスを出してくれるようです。

生活費の内訳を計算!専門家FPさん生活費診断ツール
参照元:お金丸のマネーガイド(2015年11月、著者調べ) 入力項目など見ると、今まで実家暮らしだったり、家計を妻(夫)に任せていたりして、そもそもどういうものにお金がかかるのか思いつかないといった方は、生活費として必要な項目が分かるので、参考になるかと思います。

収入から考える生活費

毎月払わなければならない、家賃やローンや月謝など生活費の中では固定に近いものも多いはずです。住宅の購入を考えているのであれば、まず、月々の収入からどれくらいの割合で家賃やローンを払うのが一般的なのか調べてみてください。 SUUMOのサイトでは、収入額から、購入可能な金額のシュミレーションを行うことが出来ます。

住まいのお金かんたん試算 SUUMO住宅ローンシミュレーション
参照元:リクルートの不動産・住宅サイト SUUMO(スーモ)(2015年11月、著者調べ) 一般社団法人 全国銀行協会では、今の生活費を元に、ライフプランをシュミレートすることが出来ます。現状から、将来どうなるかを予測する事が出来るかもしれません。それにより、現在の生活費のあり方について考え方が変わるかもしれませんね。

ライフプラン・シミュレーションをやってみる|自分で描く未来予想図 ライフプラン・シミュレーション
参照元:一般社団法人 全国銀行協会(2015年11月、著者調べ)

生活費がいくらかを確認したら

平均と実情

生活費を調べると、総務省が発表している平均値か、Q&Aサイトで個人が報告している情報になるかと思います。

平均ということは、その中には高いものもあれば低いものもある中の平均です。なので、それだけが正解というのは難しいでしょうし、個人個人の情報は各家庭の事情や方針などもあるので、サイトの情報だけで特定するのではなく、それぞれの事情にあう要素を含めつつ、「だいたい」程度で参考にしてみてください。

貯金をしたい人で生活費を見直したい人

お金を使わないように、いきなりすべてを切り詰めようとすると、ダイエットと同じでリバウンドをしてしまうかもしれません。費用を減らせそうなものをまず減らすのではなく、しばらく簡単な収支をまとめて、全体を見直すことをおすすめします。 本記事の情報は、一般的または筆者個人の調査によるものです。法令などの改正、前提事実や個人状況の違いや変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。 従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。