空き缶を使った<リメイク缶>をインテリアに!作り方&販売術まとめ

本来なら捨てる空き缶をリメイクした「リメイク缶」がおしゃれなインテリアになると海外でも人気です。空き缶に好きなラベルを貼って、ペン立てや植木鉢にすることが多いようです。ここでは、ラベルの貼り方やデコの仕方&販売について紹介していきます。



リメイク缶ってどんなもの?

リメイク缶とは、ホールトマトやフルーツの缶詰、ツナ缶などの空き缶に色を塗ったりラベルを貼ったりしてインテリアにリメイクした空き缶のことをいいます。主に植物の鉢にすることが多いですが、ペン立てなどの文房具入れや小物入れとして活用されています。

アンティーク風のラベルや英字新聞を貼ったり、絵の具でステンシルをしたり、お好きなイラストを印刷してデコパージュで飾ったりと、作り方はさまざまです。

ハンドメイドマーケットで自作のリメイク缶を販売している作家さんもいます。手間は多少かかりますが、コストはかからないのでバザーやフリーマーケットでも活躍しそうなアイテムですね。ここでは、作り方や販売の仕方などを紹介していきます。



ラベルの作り方&貼り方

無料素材を探してダウンロード

インターネット上にはリメイク缶に使えそうなフリーのラベルがたくさん存在します。ダウンロードして印刷をするわけですが、プリンターのインクの種類で滲んでしまうことがあります。顔料系のインクには耐水性があるので、屋外で使ったりデコパージュをしたりしても滲んでしまうことはありません。安い染料系のインクは屋内で使用する分にはOKですが、屋外で使用するとあっという間に劣化します。

家庭用プリンターで染料系を使っている場合は、コンビニのコピー機を使いましょう。コピー機はレーザープリンターなので、顔料系インクを使っています。A4サイズで50円、A3サイズで80円かかりますが、滲まずに貼った時の風合いを残せます。

古い英字新聞(フランス)の無料素材 | WOLCA
参照元:WOLCA(2016年6月時点、著者調べ)

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参照元:DotsDomino(2016年6月時点、著者調べ)

ニスを塗ると防水効果が

紙を雨ざらしにすると劣化が早まりますが、ニスを塗れば防水効果があり、ふやけて剥がれたりちぎれたりすることもありません。ネット上で作品を見るとニスを塗っているのかどうなのか分かりにくいですが、ニスは2~3度重ね塗りします。仕上げにマットタイプ(つや消し)を塗ることによって光沢が消え、ニスを塗っていないように見えるようです。

扱いやすい水性のニスを選ぶといいでしょう。透明だけでなく乳白色やブラウンなどがあるので、作品のイメージに合っているニスを使うときれいに仕上がりますよ。

リメイク缶の作り方

切り口の処理はしっかりと

缶切りで切った缶の切り口は手を入れたときに非常に危険なので、きちんと処理をしましょう。切り口の処理の仕方は、小さめのハンマーで叩いたり、ペンチ(ラジオペンチでも)でつぶしていったりして、突起をなくしていけば大丈夫です。この作業が一番力を必要とするので大変に感じるところかもしれませんね。

1.缶にやすりをかける

まずは、缶の表面にやすりをかけていきます。この作業は下地の定着をよくしたり、缶自体の印刷を消すという作業になります。紙やすりの粗さは、中目くらいが表面を削るのに適しています。中目後半の800番あたりがおすすめです。

ちなみに、紙やすりの粗さは、
■荒目(180~320):粗く削る時に使用
■中目(400~800):表面の形状を出す時に使用
■細目(1000番~):仕上げ用
と、大まかに分けて3種類あります。水を使って削る耐水性の紙やすりというのもあります。削る用途に合わせて番数をお選びください。

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2.下地を塗る

やすり掛けが終わったら、下地の塗装に入ります。下地に塗る塗料の種類ですが、室内で使うならアクリル絵の具、屋外で使うならペンキをおすすめします。アクリル絵の具を使う際には、塗ったら乾かしてもう一度塗るを繰り返して重ね塗りします。そうすると厚みが出て缶の色が出てきません。

水性ペンキにはカラーもありますので、様々な色で作ることもできます。アンティーク風に仕上げたい場合は茶色を塗ったり、白で塗って後から茶色の絵の具で錆風に色付けしていったりできますよ。

ラベルを貼らずに絵の具で文字やイラストを書いたりステンシルしたりする場合には、塗料に粒子の小さい砂を混ぜるとざらっとした変わった風合いが出ます。

3-1.ラベルを貼る

印刷したラベルを切ってボンドで貼りつけていきますが、アンティーク感を出すためにラベルをくしゃくしゃにしてみたり、フチを火であぶって軽く焦がしたりすると雰囲気が出ていい味が出せますよ。

他には、
■コーヒーでわざと汚す(又は茶色のニスを塗る)
■接着力が弱いテープでラベルの表面を叩いて毛羽立たせる
■細かい紙やすりで軽くこすって古い感じにする
■フチは手でちぎる
■油を塗って蝋引き風にする

など、アンティーク風に仕上げる方法は様々です。白い紙ではなくクラフト紙に印刷するだけでも雰囲気が出ます。お好きな雰囲気が出せるように色々試してみて下さいね。

3-2.アクリル絵の具でペイント

絵心のある方でしたらイラストを描いてもいいですが、絵を描くには苦手だという方はステンシルをおすすめします。ステンシルとは、くり抜いた文字やイラストの上からインクをポンポンを叩いていって下の素材にプリントすることをいいます。アクリル絵の具の絵の具を使うと滲んでしまうので、粘性の高いアクリルかペンキを使いましょう。

<ステンシルプレートの作り方&ステンシルの仕方>
①商用OKのものや個人使用であればOKのイラストを印刷します。
②クリアファイルやプラ板などに乗せて、マスキングテープで固定します。
③文字やイラストの上からカッターで切り抜いていきます。※硬いので何度かなぞって切っていくときれいに切れます。
④缶に当てて、筆やスポンジにアクリル絵の具を付けて叩いていきます。
⑤仕上げにニスを塗れば完成です。

このやり方でステンシルのプレートを自作することができます。細かい絵柄だとカットしにくいのでおすすめしませんが、簡単な絵柄や文字などを切り抜いてオリジナルのプレートを作ってしまいましょう!

文字を切る際の注意点ですが、A、B、D、O、P、Q、Rはそのままくり抜くと全部抜けてしまうので、真ん中で切ったりして少し間を開けて抜けないようにするのがポイントです。数字も同様、くり抜けてしまうものについては注意しましょう。

4.ニスを塗って仕上げる

ラベルを貼ったり絵を描いたりした後は、劣化防止のため、防水のためにニスを塗りましょう。普通の工作用ニスでもいいのですが、防水効果を必要とする場合には耐水性のあるニスを使うと水をはじいてくれます。1度塗りではあまり効果が発揮されないので、何度か重ね塗りをしていきます。完全に乾いたら完成です!

プランターとして使用する場合、根腐れ防止のために水が抜けるよう底の部分に穴を開けましょう。釘で何か所か開けても良いですが、底のフチを等間隔で缶切りでちょっとずつ穴を開けても大丈夫です。

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デコパージュの使い方

紙ナプキンを利用する

ラベルを貼る際に、デコパージュとしても可愛いリメイク缶が出来上がります。一時期ものすごく話題になった「デコパージュ」ですが、現在もハンドメイド女子には人気があります。デコパージュ専用液はダイソーやセリアなどの100均にも売られているくらいポピュラーなものになりました。

デコパージュに使うものとしては、紙ナプキンが多いと思います。鮮やかな花柄や北欧風の柄など、紙ナプキンならではの手軽さ、可愛さがあり使いやすい素材です。素敵な柄の紙ナプキンはイケアなどでも購入できますが、オンラインショップでもたくさんの種類が売られていますので、ぜひ探してみて下さい。

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印刷でもOK!

紙ナプキンを使わないで、印刷したものを使うことも可能です。インクジェットだと滲むことがあるので、レーザープリンターを使って印刷することをおすすめします。(コンビニのコピー機で可)

初めてやる場合は、大きいイラストより小さめのイラストをおすすめします。紙を濡らして擦る作業をするのに、初心者であまり大きいと破けて失敗する可能性があります。小さくても破けますが、かなり頑張って作業して途中で破けるとショックが大きいので、まずは小さいイラストから始めましょう。

缶に貼る方法

材料が準備出来たら貼りつける作業に入りましょう。デコパージュのやり方は下記の通りです。

<紙ナプキンでの作り方>
①お好みの形に切り抜き、紙ナプキンは2重になってるので(又は3重)印刷面のみを剥がします。
②貼りたい部分にデコパージュ液を塗り、その上に乗せて貼ります。
③その上からデコパージュ液を塗り、乾かします。
④仕上げにニスを塗れば完成です。

<紙での作り方>
①貼りたいイラストを切り抜き、表面にデコパージュ液を塗ったら乾かします。この作業をもう1回します。
②乾いたらぬるま湯に浸けます。紙にお湯がしみ込んだら取り出し、裏返して作業板に置きます。
③裏側の紙を優しくこすってはがしていきます。同じところをこすると破けるので注意しましょう。
④薄くなったら、絵を貼る場所にデコパージュ液を塗り、その上にしわにならないように注意しながら乗せます。
⑤ここからは紙ナプキンでの作り方の③以降、同じ作業になります。

紙ナプキンは擦る作業がないのであっという間に作れます。ただ、非常に薄いので破れやすいと感じると思います。3枚重ねより2枚重ねの方が1枚当たりの厚みがあるので、2枚重ねのものを選ぶと破けにくくなると思います。

印刷した紙を使う場合には、擦りすぎに注意です。極限まで薄くすれば紙が貼ってある感じはありませんが、なかなか難しいと思いますので、ちょうどいい加減のところでやめておくといいでしょう。 幼稚園や保育園で人気急上昇なのが「上履きデコ」。レースを貼ったりリボンを付けたり、自分の上履きがわかりやすいと子供たちにも評判です。その中でも一番人気の「デコパージュ」。初心者でも簡単にできるのにプロの仕上がりなんです!わが子オリジナルの上履きデコの作り方伝授します。

販売する際にはオリジナルのものを

無料素材は商用OKのものを使う

自分で作ったものを販売する際には、商用使用可の素材を利用しましょう。個人で楽しむ場合には問題ありませんが、何を販売するにしても、オリジナルのものでなければ著作権に関わってきます。

最初の方で紹介した無料素材など、商用で使うことをOKとしているサイトは多いですが、使う際の約束が書かれていると思うので、それについては各サイトの利用規約を見て確認してみて下さい。

ハンドメイドマーケット等で販売

個人の作品を販売できる場所は、個人のブログ、ハンドメイドマーケット、フリーマーケットなどがあります。最近はハンドメイドマーケットが増え、販売できるサイトが増えてきました。個人のブログでの販売も可能ですが、その方法ではなかなか売れないのが実情です。そんな個人の作品ですが、ハンドメイドマーケットで売れる方法をご紹介します。

■1つのサイトだけでなく、複数のサイトに登録する
ミンネやクリーマ、テトテなどの複数のサイトに商品を登録しておくことによって、購買者の目に触れる機会が増えます。売れたときにだけ手数料が引かれるだけで月額は無料となっているので、登録する際のリスクはありません。ただし、どこかのサイトで売れてしまった場合に、他のサイトで出品の取り消しをしたりする手間は出てきます。

■写真を上手に撮ること
商品を実際に見られないので、写真での情報はとても重要です。自然光で撮ることが一番いいとされていますので、窓際で白いテーブルやクロスなどで光を反射できるようにしたりして、写真のクオリティを上げましょう。違うアングルで何枚か写真を乗せると売り上げアップにつながります。

■ネーミングセンスや商品紹介も重要
写真の次くらいに重要なのが、商品の名前と紹介文です。ネーミングについては、パッと目に入るような名前を付けておくと見てもらえる可能性が増えます。それで見てもらって、大した紹介文が書いてないのでは元も子もないので、商品の紹介・説明文を相手に分かりやすいようにしっかりと書いてあげましょう。

■価格を調査してから設定する
価格設定も重要ですよね。オークションとは違うので、その値段で購入することになります。他の作家の商品より高い場合、高いなりの理由が必要ですし、あまり安いとクオリティが低いのでは?と疑われることもあります。色々なマーケットサイトをチェックしてから値段設定をしましょう。もちろん、原価のことも重要ですので、それも考慮して価格設定を行いましょう。

■お客様を大切に
オークションサイトでも同様のことが言えますが、買って頂いたお客様のことを大切にしましょう。迅速かつ丁寧な対応をすることによって評価も上がり、お気に入りに登録してもらえることによって、他のお客様の好感度も上がります。「この人からなら買っても安心だな~」と思わせることが重要です。忙しくて早急に対応できない方であれば、その旨を記載しておくとトラブルになりにくいです。

上記のポイントを押さえればだんだんと売り上げが伸びていくと思います。すぐには無理ですが、コツコツを行っていけば、必ず売り上げアップにつながっていくと思いますよ。ハンドメイドマーケットで販売を考えている方は、是非頑張ってみて下さい。

【リメイク缶】 | 販売作品一覧 – ハンドメイドマーケット tetote
参照元:tetote(GMOペパボオーシー株式会社)(2016年6月時点、著者調べ)

リメイク缶&雑貨の店 グリーンフィンガーズさんの作品一覧 | ハンドメイド、手作り作品の通販 minne(ミンネ)
参照元:minne(GMOペパボオーシー株式会社)(2016年6月時点、著者調べ) 手作り雑貨が人気ですね。作った事が無い人でも、ハンドメイドサイトなどで購入した人はいるかもしれません。主婦や学生など、幅広い人が手作り雑貨を生み出しています。その作品を販売するならサイトがいい?それともマーケット?手作り雑貨の販売方法について調べてみました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。意外と簡単に作れる「リメイク缶」ですが、アレンジ次第で可愛いものになったりかっこいいものになったりします。多肉植物との相性がいいようなので、インテリアにしてみてるのもいいですよ。それ以外にも使い方は色々ありますので、プランターとして使う方法に飽きたらご自身でも研究してみて下さいね! 最近DIY好きな女子の間で、空き缶をリメイクして作る「リメイク缶」が注目されています。作り方は意外にシンプルなのに、ただの空き缶とは思えないほど素敵な雑貨に大変身!ハンドメイドの「リメ缶」が商品として販売されているくらい人気なんです。話題の「リメイク缶」を自分で素敵に手作りしてみましょう!