〈カードローンの分割返済〉メリット&デメリットをしっかり理解しよう!

何気なく利用しているカードローンについて、そのメリットやデメリットや、他の支払い方法との違いについて説明します。



カードローンの分割返済とは

カードローンを利用した場合の返済方法の1つとして、返済を一定の回数に分けて行う分割返済というものがあります。分割返済をするメリットやデメリットにはどのような事が挙げられるのでしょうか。また、ショッピングの分割払いとの違いなどはあるのでしょうか。



分割返済するメリットは?

カードローンを利用した際の返済方法には分割返済という方法があります。これはローンで借りたお金を一括で返済するのではなく、定期的に返済をする方法です。

一括払いと比べると借りている期間が長くなるため、利息が多く発生してしまい、総支払額は増えてしまいますが、計画的に利用することにより、生活に負担がかからない無理のない返済ができるのではないでしょうか。

また、あらたに借入を行った場合に、毎月の返済額が増えていくため、安易に借入を行うことが防げるというメリットもあります。よく利用されるリボルビング払いの場合は、どれだけ借入をしても支払額が一定になるため、気がつくと返済不能なまでに借入を行ってしまっていたという事態も起こり得るでしょう。 カードローン会社によっていろんな返済方法があって何が何だかわけが分からなくなってしまいそうですね。しかし会員なら最低限のことを知っておいたほうが良いですよ。契約するときに返済方法を適当に選んでしまって後から後悔なんて嫌ですよね。

分割返済するデメリットは?

カードローンの返済方法に分割払いを選んだ際のデメリットとしてまず挙げられるのが、支払総額が多くなってしまうということでしょう。分割の回数が多ければ多いほど、利息が加算されてしまいますので、分割払いを選ぶ際には、できるだけ回数を少なくする方が良いかもしれません。

次に挙げられるデメリットとして、月々の支払の管理が難しいということ点があります。リボルビング払いですと、追加で借入をおこなったような場合でも、月々の支払額は一定ですから支払い管理は容易でしょう。

しかし、分割払いの場合は、新たな借入を行った場合、毎月の支払額も増えてしまいますので、計画的に管理をしていないと、返済額が不足してしまうというような事態も起こり得ます。10万円を10回に分けて返済している最中に、5万円を追加で借入をし、10回に分けて返済することにした場合は、月々の返済額が1万円から1万5千円に変わってしまうのです。

この追加で毎月の負担となる5千円分を確実に返済できる状態でないのであれば、分割回数を増やすなど無理のない返済計画に変更しなくてはなりません。延滞してしまって、信用情報に傷がついたり、延滞利息がかかってしまうような事はなんとしても防ぎたいところです。 カードローンを利用していても金利計算となると「?」となる方も多いのではないでしょうか。金融用語についても「何となく知っているつもり」といったあやふやなままにしていると間違った商品選びをする可能性が高いと言えます。今さら聞けないこと解説します。



ショッピングの分割払いとの違いは?

ほとんど形式上の違い

ショッピングをする際に、分割で支払いをするという方法があります。この分割払いとカードローンを分割で返済していくという方法に違いはあるのでしょうか。

同じ金額を同じ回数で支払うのであれば、実質的には違いはありません。支払う金額も、支払いの方法も殆ど同じでしょう。しかし分割払いとカードローンでは大きな違いがあります。カードローンとは、カード会社にお金を肩代わりしてもらい、その肩代わりしてもらったお金を分割して返済しているということになります。

一方で、分割払いというのは、物を購入する際に発生するお金を分割して支払うということになります。カード会社など誰かに肩代わりしてもらうということにはなりません。あくまで支払いを分割しているということになるのです。

カードローンを利用しているということは、借金を背負っているということになるのですが、分割払いを利用している場合は、購入した代金の支払いを行っているということになるでしょう。実質的な支払い方法や支払い金額も変わりません。ただ、借金をしているということと、購入代金を支払っているということでは、気の持ちようは少し変わってくるかもしれません。

法律上の違いがある

また、カードローンと分割払いでは適用される法律が変わってきます。カードローンの場合は銀行法や貸金業法、分割払いの場合は、割賦販売法というものが適用されます。借入する立場からするとあまり違いはないかもしれませんが、適用される法律が違うということで、影響がでることもあります。

貸金業法の対象となると、無担保で借入を行う場合は借入総額は年収の3分の1までとなってしまいます。
これが割賦販売法の場合は、この規制の対象外となりますので、審査さえ通ることができれば、高額な物品購入も行うことができるでしょう。

ただ、分割払いを利用することで、仮に高額な物品購入に対しての審査に通ったとしても、その支払総額が貸金業法で規制されている年収の3分の一以上になるような場合は、少し気をつけた方が良いもしれません。分割払いとは言え、支払いが滞ってしまうのはやはり許されることではないからです。

貸金業法Q&A:金融庁
参照元:金融庁(2016年6月時点、著者調べ) 高額の買い物をする時に、クレジットカードを利用しても請求が一気に来てしまうと支払いが大変!そんな時はクレジットカードの「分割払い」を利用してみるのも一つの手段です。「手数料がかかって損!」と思っても、他でキャッシングをするよりも金利を安く手に入れることができるかもしれませんよ!

まとめ

何気なく利用しているカードローンの分割返済や、ショッピングの分割払いですが、それぞれ違いがあります。メリットやデメリットや、その違いをしっかり理解した上で利用することをお勧めします。

また、分割払いを選択する際はしっかりと返済計画を立てて、無理なく生活していくことができるのかをしっかり考えた上で利用しましょう。知らず知らずの内に借入が増えていってしまような事は避ましょう。

月々の返済によって、生活に支障をきたすような可能性がある場合は、その借入は本当に行うべきなのかを、一度立ち止まって考える必要があるのではないでしょうか。