貧乏生活を抜け出す知恵とは?参考にしたい10のアイディア

いつになったら生活が楽になるのかわからない貧乏生活。現状を少しでも良くするにはどんな事が必要なんでしょうか?実際に貧乏生活を経験後そこから抜けだした体験者が教える生活の知恵や貧乏を生き抜くアドバイスを10の項目にまとめてみました。



貧乏生活から抜け出したい!

「収入が少ない」「夢のために頑張っている」「家のローンが大変」「借金がある」…など貧乏生活をおくる理由は色々な理由や事情があると思います。共通するのは“生活していくため使えるお金が少ない”ということ。また、貧乏生活を好きでやっている訳ではなくほとんどの人はそこから抜け出したいと考えているはずです。

では、そんな辛い貧乏生活から抜け出すためにはどうすればいいのでしょうか?ネットなどでは簡単に「もっと収入のよい仕事に変えればいい」なんて言う人もいますが、生活の保証もないのに今の仕事を捨てて転職なんてなかなか出来る事ではありません。それに、しばらく仕事をしなくても生きていける蓄えがあるなら、貧乏生活など送っていないと思います。

今の収入で貧乏から脱出するには、少しでもいいから貯蓄が出来るような状況にしていく事だと思います。そのためにどんな生活の知恵があるのか、またしばらくは続くであろう貧乏生活をどうやったら楽しく乗り切れるのか、実際に貧乏生活を体験し脱出していった方の経験をもとに10のアイディアにまとめてみました。



体験談から学ぶ、貧乏生活脱出への10の知恵

ケース1:断捨離でお金を使わない体質に。

意外にも貧乏生活や節約生活をしていた多くの人が実践しているのが「断捨離」。ものを捨てる行為は貧乏生活とは正反対のような気がしますが、身の回りの生活をシンプルにするという事が実は「本当に必要なもの」を見極める目を養うのだそうです。貧乏性ではいつまでもそこから抜け出せないという考え方ですね。

「断捨離」とは、【断】「入ってくる不要なものを断つ」【捨】「不要なものを捨てる」【離】「モノへの執着から離れる」という意味。実際に実践している方たちが語っているのは、この断捨離の精神が身につくことで色んなものを欲しいと思わなくなり、本当に必要なものだけを残せる判断力が身につくのだという事。衝動買いがなくなるという方も多かったです。

〈断捨離の目的〉
・あくまでもシンプルに生きる事が目的。「捨てる」事が目的ではない。

〈断捨離の手順〉
・①衣類 ②本類 ③書類 ④小物 ⑤思い出の物 の順番で行う
・「捨てる物」「残す物」「迷う物」の順に仕分けする
・仕分けは「使えるかどうか」ではなく「使うかどうか」で決める。
・「迷う物」は1ヶ月を目処に使わないものは捨てる。

こんな方法で断捨離を行います。そして断捨離で捨てると決まったものの中で売れそうなものはオークションなどに出してみるのもおすすめとのことです。雑誌や本なども古いものを好んで集めている人もいるのでダメ元で出してみるのもいいと思います。ただ、しばらく出しても売れない時は捨てましょう。

ケース2:お金のかからない趣味で貧乏生活を充実させる。

■20年程前、就職を機に一人暮らしで貧乏生活をしていたCさんの体験談。

1ヶ月の食費は1万5千円でテレビもない生活を1年程していたCさんは、とにかくお金のかからない趣味を持ち貧乏生活を乗り切っていたそう。「例えば散歩だって、立派な趣味です。歩くことによって健康にもなるし、素敵なお庭の綺麗な花たちを楽しませて貰ったり、時には庭先のわんこと仲良くなれます。図書館などは、お金が掛からない上に知識を得られます。」と自分なりに工夫をしていたとのこと。

お金があれば便利なものを手に入れられるけど、なければ手作りしたり他のもので代用したり工夫します。手先が器用になったり、日常的に新しいアイディアを考える癖がついていい面もあったそうです。「貧乏でも、夢と希望と目標を持つ。」事も大切にしてその為にコツコツ貯金していったCさん。人並みの生活が出来るようになった今でも貧乏時代が楽しい良い思い出だと振り返れるのだそうです。

ケース3:出来るだけエアコンを使わずに冬を乗り切る知恵。

貧乏生活には厳しい季節「冬」。これからますます寒くなる冬、エアコンの暖房は節約の敵ですよね。設定温度を下げるだけではなかなか電気代は下がらないんですよね…。節約の達人たちはエアコンを使わずに冬を乗り切るためにどんな方法を実践しているのか、いくつかその方法をご紹介します。

・〈湯たんぽ〉を使う!料理に使ったお湯も捨てずに活用してさらに節約。
・お風呂の後はしばらくドアを開けて部屋の湿度を上げる。
・首、手首、足首、お腹など体感温度を上げてくれる部分を暖かくする。
・居ない場所まで暖めるエアコンよりもコタツで過ごすことで省エネに。
・カーテン下の方を押さえて隙間風をなくす。
・窓にプチプチを貼って断熱性を高める!

など、たくさんのアイディアがありました。確かに自分自身が薄着でエアコンをガンガンつけるなんて勿体な過ぎますよね。スーッと冷たい風を感じる窓際には居ないようにするなど、見直すべき点が意外とあるかもしれません。エアコンをつけるかつけないかで電気代は数千円変わる事もあります、やれるべき事はやってみると差がつきますね。

ケース4:プランター菜園、冷凍を活用して食費カット!

■様々な工夫で育ち盛りの子ども2人の食費をやりくりするKさんの場合。

食費が足りないと嘆く主婦の悩みに「1日850円あれば育ち盛りの子ども2人いても栄養失調にならずにやっていける。」と回答するKさん。そんなKさんの節約術とは、

・パン屋さんでパン耳を安く仕入れ、砂糖をまぶして子ども達のおやつにあまったら冷凍。
・肉や魚は安い時にまとめて1〜2kg仕入れておき100g〜200g程度に分けて冷凍しておく。
・空のペットボトルを半分に切り飲み口側を下にして土を入れ即席のプランターに。ネギの根っこの部分を挿しておけば勝手に育って食べれるように。
・和食中心の方がお金がかからない。

Kさんにとっては何でも工夫してやってみることが貧乏生活を楽しむコツなんだそうです。家庭菜園を趣味にしてしまえば楽しみながら節約も出来て一石二鳥ということですね。

ケース5:常備菜で野菜を無駄なく使う。

安い時に買い置きしておきたいけど、葉物の野菜などはすぐに傷んでしまいますよね。そんな時は常備菜にしたり煮込み料理にしておくと数日〜1、2週間保存が出来ます。まとめて作り置きしておけば時間も節約出来て準備もラクですね。

〈常備菜のアイディア〉
・残った野菜(人参・玉ねぎ・ナス・ピーマン)などをトマト缶で煮込んだラタトゥイユ
・葉物野菜のおひたし(茹でて水気を絞って冷蔵庫に保存しておくだけでもOK)
・きゅうり、大根、人参などは浅漬けに
・他にはきんぴらごぼう、ひじき、切り干し大根の煮物 などなど。

常備菜は毎日小出しに出来るのもいいですよね。数種類作っておいてもお弁当や朝食にも使えて経済的です。日曜にまとめて仕込んでおけば忙しい平日の夕飯の準備も少し簡単になりますよ!

ケース6:貧乏生活でもおしゃれは出来る!

■貧乏でもおしゃれを諦めない40代主婦Kさんの体験談。

「私はオシャレ大好きですが普段、大抵はリサイクルショップ等で1000円以下の服だけを買います。いかにお金かけずにおしゃれするかが楽しいです。」というKさんは、貧乏だからこそ卑屈にならずにお金をかけないおしゃれを30歳のころから楽しんでいるそうです。

リサイクルショップや古着を活用し洋服はほとんど1,000円以下で買うようにしていて、何より大事なのはサイズ感なのだそう。自分のサイズにあっていなければおしゃれには見えないし、逆にサイズがあっているだけでおしゃれに見える服いくらでもあるんですよね。

そんなKさんがおすすめする貧乏生活においてのおしゃれの仕方とは…

・高価なもの、ブランドもの、好きなものだけで固めてもおしゃれになるとは限らない
・サイズの合ったものをどう組み合わせるかが大事!
・手持ちのアイテムと何通りか組み合わせが出来るものを買う
・色、デザインは自分に似合うものを選ぶ
・雑誌は立ち読みなどで今の流行りを勉強する

こんな風にちゃんと使えるものを見極めて上手におしゃれを楽しんでいるんですね。貧乏生活の中で被服費は後回しにはなりますが、もし買うならおしゃれを楽しむのも忘れたくないですね。

ケース7:小銭貯金で月5千円貯める!

■ボーナスはすべて貯金という節約生活者Aさんの体験談。

ギリギリの貧乏生活でも少しは貯金したい。そんな時には小銭貯金も有効です。そんなAさんは支払いをして貰ったお釣りで50円玉、100円玉、500円玉は使わず貯金箱に入れるようにしたところ月に7,000円〜9,000円溜まるようになったそうです。どんどん財布からお金が減るので意識的に無駄遣いもしなくなり一石二鳥でおすすめとのこと。月に5,000円でも年間だと60,000円!結構大きい額です。

始めから500円は難しくても、50円玉、100円玉だけでも貯めないよりは貯めた方が希望が出てきます。早く貧乏生活を抜け出すにはコツコツと頑張っていく事が重要なんですよね。

ケース8:心が満たされていれば質素な生活で満足出来る。

精神論になりますが、貧乏生活を経験した方たちの体験談を見るとその中の多くの人がその生活を楽しんでいる、貧乏時代はいい思い出、などと言っています。自分で生み出したアイディアで生活を工夫していくことを楽しみにしていたり、家族と過ごす時間を大切にする、といった当たり前だけどついつい忙しくていると忘れがちな事に目を向けることが大事なのかもしれません。

ある方はこんな風にも語っています。「心が満たされていないから物が欲しくなるんです。貧しくても家族が仲良く充実していれば必要最低限でも生活出来る」のだと。確かに、一理あるかもしれませんね。結構ストレスが溜まっている時って物欲が湧いて買い物に走りがち。ストレスを溜めない生活ってやっぱり大事だと思います。

ケース9:家計の見直しで少しでも貯金額を増やす。

■ズボラで節約出来なかった主婦、Aさんのケース

Aさんはもともと食費を削ったりするのも苦手だったそうです、しかし10年も家計簿をつけているのになかなか貯金が貯まっていない事に気付き一念発起。再度これまでとは違う視点で家計を見直したところ、年間の貯蓄額が徐々に増えるようになったのだとか。そんなAさんの実践法とは…?

・光熱費は契約から見直し、電気は「40A」から「20A」に。電気を使う時間帯も一気に付けずに時間差で付けていく方法でブレーカーも落ちない。
・可能な限り家族みんな一緒にお風呂に入るとガス代が節約に。風呂の残り湯は洗濯に利用し、洗濯の回数も最小限に抑えるようにした。
・固定費(毎月引かれるお金)は「必須」「契約」「臨時」「自由」の項目に分け、カード払いや新聞、習い事などの「自由」や携帯、インターネット、生命保険など「契約」の項目から不要なものを再度見直して削った。

こういった見直しの積み重ねでこれまで使いすぎていた項目を見直す事ができ、貯金額のアップにつながったとのことでした。

ケース10:貧乏から抜け出せない人の行動パターンを知る。

貧乏生活から抜け出すためにはその為の行動パターンを身につける事です。貧乏から脱出した人と出来ないでいる人の違いをしっかりと覚えておきましょう。

〈貧乏から抜け出せる人〉
・生活レベルを下げれる。
・他人と比較しない。見栄を張らない。
・きちんとお金の計算をし目標を立てて貯金が出来る。
・物事しっかり把握して比較して選べる。

〈貧乏から抜け出せない人〉
・ブームに乗っかりやすい。
・他人が持っているものが欲しくなる。見栄っ張り。
・勧められると断れない。
・面倒くさがりでラクな方を選んでしまう。

他人に流されず、貧乏なら貧乏なりに一歩ずつ前を見据えて頑張っている人がそこから抜け出せる人なのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?貧乏生活体験者の10のアドバイス。このアドバイスから分かった事をまとめると…

『生活をシンプルに。要るモノ要らないモノを見極める力を養う。』
『自分なりの工夫が大事。貧乏で工夫することを楽しむ。』
『いつ抜け出せるか分からないからこそ楽しむ。ストレスを溜めない工夫を。』
『家計を冷静に見直し、貯蓄額の具体的な目標を立てる。』

ということです。制約も多くて辛い貧乏生活ですが、少しだけ考え方を変えて未来のための修行のようなものと余裕を持ってみると生活の仕方も違ってくるのかもしれません。どちらにしてもお金がない状況なら貧乏生活を楽しんで過ごした方が幸せですよね。まずは健康で家族円満であることに感謝して幸せな未来像を想像してみましょう。