収入保険とは?天国に行っても家族の暮らしを守り続ける愛の形

収入保険って聞いたことがありますか?一家の大黒柱に万が一のことがあったとき、そこから先の収入は途絶えてしまいます。そんな時も、生きていた時と変わらないように毎月毎月家族に届けられるお金があったら、残された家族は安心していきて行ける力になることでしょう。そんな家族を守るための保険、収入保険についてまとめています。



収入保険ってどんなもの?

万が一の後の暮らしを保障

一家の収入を支える大黒柱にもしも、万が一の事態があったら。考えたくない悲しい出来事ですが、100%起こらないとは言えません。うちは大丈夫とみんな思いたいことですが、お子さんなどまだまだ守り育てる大切な家族がいるのであれば、なおのこと、そのリスクに備えて何かしら準備しておいたほうが安心です。

収入保険とは、保険加入者が病気などにより死亡した場合、残された家族に毎月のお給料と同じように一定額のお金が支払われる保険です。その期間は定年の目安となる60歳頃やお子さんが成人するまでなど、取り扱う会社やプランにより様々です。

また、毎月支払われる金額も、自分たちに必要な金額になるように細かい単位で設定しておくことが出来ますし、三大疾病などになった場合はその後の支払いが免除される上に保障は継続など、家族の負担を出来る限り減らすことが出来るのです。

数千円で万が一の収入を保障

収入保険はまだまだ認知度が低い保険で、取り扱う会社もそんなに多くはないですが、シンプルな保障と手ごろな掛け金で人気があがってきています。各々の会社により保障内容やプランは違いますが、安いものですと数千円から加入出来、受取りたい額や年齢、喫煙の有無などによって保険料も変わってきます。保障を手厚くしたいのであれば、多めに掛け金を払っていくことになります。

また死亡以外にも、三大特定疾病に診断された場合や保険会社が定める一定の状態になった時には、生存していても家族を支える収入源として、被保険者のリカバリーに必要なある程度の年数、毎月同じようにお金が支払われるプランなどもあります。

また、掛け捨てのプランがほとんどですから、60歳を過ぎるまでに一度も保険を利用することがない場合も考えられます。手ごろな掛け金とはいえ、様々な角度から考慮し、自分たちの家族に見合った保険プランを継続していくことがおすすめです。時が経つにつれ、数年ごとに保険料が数%ずつ下がっていくお得なプランを展開している会社もあります。

収入保険に加入するには

収入保障をしてくれる保険商品を取り扱っている会社はまださほど多くありませんが、認知度も徐々にあがり、検討加入する人も増えてきているため、各会社も少しづつ取り扱いを始めています。平成26年度の現在で人気度が高く、よく聞く名前をあげると、

・アクサダイレクト収入保障2
・オリックス生命の家族を支える保険keep(キープ)
・チューリッヒ生命の収入保障保険プレミアム
・損保ジャパンの家族のお守り

などがあげられます。どれも数千円から加入できるものがほとんどです。各々によってプランの詳細に違いがありますが、一番自分達家族の意向にあった保障が受けられる会社をセレクトしていきましょう。また、収入保障の保険を取り扱うのは上記に記載した会社限りではありません。

教育資金が必要な時期に、上乗せして受取金を増額できる特約をつけられる商品であったり、解約返戻金がない代わりに、ほかの会社の保険料よりもぐっと低価格で加入できる商品であったりと、バリエーション豊かに種類も増えてきています。

収入保障保険/アクサダイレクトの収入保障2 (保障内容)|ネット生保のアクサダイレクト生命保険
アクサダイレクト生命の収入保障保険「アクサダイレクトの収入保障2」 (保障内容)に関するページです。アクサダイレクト生命保険は「世界No.1の保険ブランド」AXAグループのネット保険です。

家族をささえる保険Keep[キープ](収入保障保険)|オリックス生命保険株式会社
オリックス生命保険株式会社の保険商品ページ。家族をささえる保険Keep[キープ](収入保障保険)の特長やポイントについてご案内しています。キープは、給料のように毎月年金を受け取れる死亡保険。もしものとき毎月の生活費をお届けして大切なご家族をささえます。

収入保障保険プレミアム | 保障内容 | チューリッヒ生命
チューリッヒ生命の<収入保障保険プレミアム>は、満20歳から満70歳まで幅広くご加入でき、万一のときだけでなく、ガンやストレス性疾病で働けなくなった場合にも保障をお受けすることができる保険です。

特徴 | 収入保障保険 家族のお守り | 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 公式ホームページ「収入保障保険 家族のお守り」のページです。パパやママが万が一のときに、お給料のように毎月の生活費を受け取れる保険で、お子さまがいるご家庭に最適です。またオプションを付けることにより三大疾病で約款所定の状態になった場合に保険料のお払込みが免除になったり、生活費をサポートする特定疾病年金を2年間毎月受け取ることができます。さらに5年ごとに保険料が下がるプランや、喫煙状況・健康状態などにより保険料が割安になるチャンスもあり、家計にやさしい保険です。



万が一のその後の暮らし

一人で生活費を支えることになる

パートナーに何かがあったら、まだ学生さんがいるご家庭では、その後の生活を残された配偶者一人で支えていかなければなりません。近くに親戚やご兄弟など家族がいて、生活面でサポートを受けられるありがたい場合もありますが、核家族化している現代ではほぼ頼るあてはなく、収入確保から子育てまで全て一人の肩にのしかかってしまうこともあります。

共働きでもともとフルタイムお仕事を持っていたりすれば、仕事の心配はさほどないかもしれませんが、子育てと家事をメインとした専業主婦である場合や、収入があってもパートであったりする場合、年齢や社会から離れていたブランクなどもあり、なかなか思うような条件で働けるよい仕事を見つけるのは至難の業とも言えます。

何かしら我慢して、家族にも何かを我慢してもらって、なんとかのんだ条件で仕事にありつけたとしても、配偶者の死という悲しみを引きずりつつ、まだ幼い子供の心身をサポートしつつ、フルタイムで働いていくというのは大変な努力のいるものになることが予想されます。

子供が小さいうちは大変

悲しくも、まだまだお子さんが小さいうちに不幸にあわれた場合、急にいなくなったパパやママの死を理解できるか、受け止められるかといった問題もあるかと思います。心身のバランスをなるべく崩さないように、悲しみを乗り越えまた元気に前を向いて暮らしていけるように、温かく見守りサポートしてあげたいと思うのが、残された親の思いでもあるかと思います。

ですが、自分自身も悲しみやショックをひきずっている状態で、子供のサポートを行っていく上に、年齢が小さければ小さいほど、まだまだ手がかかり、それでも一人でなんとかまわしていかなければならないのです。お風呂や食事の支度、買い物や洗濯、いつも配偶者に見てもらって済ましていた用事も今度は自分一人でしていかなければならないのです。

今、小さなお子さんをお持ちの方なら、考えただけでも、大変さが予想されるのを身に染みて感じられるのではないでしょうか。そういったライフスタイルの急激な変化だけでも、人は大きなストレスを受けると言われています。生活の変化で打撃を受けた心と体を、出来れば少しでも休ませ、元気を取り戻していけるようにするためにも、経済的な面でのゆとりは大きな力に必ずなります。

まだまだかかる教育費や生活費

夫婦だけで生活していた場合、お子様にかかる費用などは考えなくてよいので、配偶者の方が亡くなっても自分一人ならなんとかなっていく場合が多いですが、お子様がいらっしゃる家庭では、成人するまでにかかる教育関連の費用を考えなくてはなりません。

子供一人にかかる費用は進む道や学校により様々ではありますが、公立で1,000万程度、私立などに進む場合は3,000万円程度と言われています。これには、受験のための塾費用や、部活動などでかかる道具や遠征代、大学の授業料などなど、子供全般にかかる費用ひっくるめて計算されています。

塾はいかず、家庭で教える。学校は全て公立。など、うまくやれば教育費をそんなにかけずに済むこともありますが、お子さんの希望が出てくる年頃になり、行きたい学校はあそこ!友達も行っているから自分も塾に行きたい!などいう事も出てくるでしょう。そんな折に、経済的な部分でも、ご家庭の方針とあわせてお子さんにとってそれがよいのであれば、応援してあげたくなるかと思います。

収入保険があれば

公的保障にプラスできる

大黒柱の死亡後、民間の保険に加入していなければ完全に収入が途絶えてしまうわけではありません。みなさんが国民の義務として支払っている国民年金からは、遺族年金という形で遺族に支払われる年金があります。これは65歳を過ぎてからもらう年金とは少し違うので、65歳を迎える前に年金受給権のあるものが亡くなった場合でもきちんと毎月国から支払われるものです。

また遺族年金は、社会保険などと同じように二階建て構造になっており、「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」といった種類があり、それぞれ一定の条件を満たしていれば、定められている金額を毎月の保障として受け取ることが出来ます。こうした収入を考慮して民間の収入保険をプラスすれば、それなりの額が残された家族に毎月毎月入るので、安心して生活を継続していくことが出来るのではないでしょうか。

また、自営業の方などは社会保険や厚生年金部分がありませんから、公的な生活保障額が少なめでも家計に合わせて、民間の収入保険に加入しておくことで、家族の暮らしに必要な額を用意することが出来るので余計な心配をすることも減っていくと思われます。

受け取る形を自分で選べる

収入保険は支払われるお金の受け取り方を自分で選択できるプランのものもあります。毎月毎月決めた額を受け取るほかに、まとめてその金額を一括で受け取るという方法もあります。その方法だと、管理がきちんと出来るか不安、使ってしまいそう、でもまとまった金額も初期はある程度必要になるというのであれば、一部を先にまとまって受け取り、その残りを毎月に分散して受け取るという方法が選べるものもあります。

主に受け取り方はこの3パターンですが、その中で自分たちの生活状況に合わせて受け取り方法を決定することが出来るので、残された家族としてはとても心強いものになります。お子さんがちょうど大学進学の時期でまとまったお金が必要などという場合もあるかもしれません。また、少し休養して心の整理をつけに旅に出たいのでその資金として先に一部まとめて受け取りたいなど、その時の状況により希望は様々だと思います。

こういった収入を保障してくれる保険は、多く蓄えがある家庭や、ほかに収入源があるご家庭などにはさほど必要でないかもしれませんが、現在の時点であまり貯蓄がない家庭では、万が一の備えのひとつとして、多少毎月やりくりが必要だとしても、ある程度の蓄えが出来るまでは加入しておくのも得策の1つと言えます。

ゆとりの収入があれば出来ること

毎月、無理をしていかなくても、今までと同じような収入があれば、残された家族が健康的に安心して自分の人生を歩んでいける力になります。万が一の事態で家族が悲しみにくれ、しばらくは何もできない日々が続くかもしれません。そんな時、とにかく何でもいいから働かなければと、心身ボロボロな状態に鞭を打って生活していかなければならないとしたら、先に旅立つほうも心苦しく、先行きも心配になることでしょう。

また、残された家族も心と体に無理をした状態で生活をしていかなければならないとしたら、いつかどこかえ無理がたたり病気になってしまったりする場合も考えられます。大黒柱を失うことは一家にとって大きな痛手ですが、心をきちんと癒し、また前を向いてゆっくり歩んでいけるゆとりが作れるかどうかは、実際のところ、経済面にどれだけゆとりがあるかにもよるのです。

自分はそんなに悲しみ打ちひしがれることはないと思っているかもしれないですが、実際にそれはなってみないと分かりません。配偶者を失った悲しみやショックはどのような形で心身に影響するかは、自分の予想を超える部分もあります。そんな時、少し旅に出たり、心の整理をつけるためにゆっくりと休養が取れれば、悲しみを乗り越え、また笑って生きていける力を取り戻せることにもつながってゆくでしょう。



悲しみの後、前を向く力添えになれる

思いもよらぬ突然の出来事に悲しみにくれ、ショックが消えない日々の中でも、残された家族は少しずつ前を向いて自分の人生を生きていかなければなりません。心の整理がつくまでにはどれくらいの時間が必要かその時になってみないと分かりません。

また笑って自分たちの生活を取り戻していくために必要なことを、出来る経済的ゆとりがあれば、無理をしてなんとか頑張り続けなければいけない、ということは避けられるのではないでしょうか。収入保険はこうして残された家族のこと、天国にいっても守っていける保険でもあるのです。

いつどんなことが起こるかわかりませんが、備えておけば家族の暮らしの面では大きな安心材料にもなります。ご家庭によっては、こうした収入保険が必要ない場合もあるかと思います。返戻金などもないものが多いので、ご自分のご家庭の状況にあわせて加入時期やプランなどもよく検討し、上手に利用してみて下さい。