年収600万円の3人世帯でも、年200万円貯金ができるやりくり術!

年収600万円世帯の平均貯蓄額は?そもそもみんなの平均年収、平均貯蓄額ってどのくらい?今のご時世、貯金はあるに越したことはありません。現在の貯蓄額や、生活を見直してめざせ年間200万貯蓄!決して無理せずに貯める秘訣をご紹介します!



世帯年収600万の世帯って日本でどのくらいいるの?

年収600万の人は全体の約7%!

厚生労働省が発表している国民生活基礎調査によると、平成 25 年の1世帯当たり平均所得金額は、「全世帯」が528万9千円。また「高齢者世帯」では300万5千円、「児童のいる世帯」では696万3千円となっています。高齢者世帯では、年金が主な所得となっているため全世帯平均よりも大幅に低めとなっており、児童のいる世帯では、やはり教育資金などの確保などもあり、世帯所得金額が平均よりも大きくなっています。

では年収600万の世帯とは一体この中にどのくらいいるのでしょうか?

所得の分布状況を見ると、以下の構成比となっています。

100万円未満…6.6%
100~200万円…13.9%
200~300万円…14.3%
300~400万円…13.4%
400~500万円…10.1%
500~600万円…8.5%
600~700万円…6.9%
700~800万円…6.4%
800~900万円…5.0%
900~1000万円…3.7%
1,000万円以上…11.3%

なんと年収600万円世帯は全体の約7%!平均所得金額以下の世帯は61.2%という状況になっています。

このように見ると、年収600万円という世帯は決して生活が厳しいという状況ではないようです。

平成26年国民生活基礎調査
参照元:厚生労働省(2016年7月、著者調べ)



30〜39歳世帯の、平均貯蓄額は?

平均年収は598万円、貯蓄は610万円という結果!

総務省統計局調べの「年齢階級別貯蓄」データによると、年齢分布別の平均世帯人数、持ち家率、年収、貯蓄額は以下となっています。

●〜29歳世帯
・世帯人数…3.22人
・世帯主の平均年齢…26.9歳
・持ち家率…30.4%
・年間収入…455万円
・貯蓄…268万円

●30~39歳世帯
・世帯人数…3.68人
・世帯主の平均年齢…35.4歳
・持ち家率…56.6%
・年間収入…598万円
・貯蓄…610万円

●40〜49歳世帯
・世帯人数…3.72人
・世帯主の平均年齢…44.4歳
・持ち家率…74.8%
・年間収入…729万円
・貯蓄…1,030万円

●50〜59歳世帯
・世帯人数…3.28人
・世帯主の平均年齢…54.6歳
・持ち家率…86.5%
・年間収入…819万円
・貯蓄…1,663万円

●60〜69歳世帯
・世帯人数…2.72人
・世帯主の平均年齢…64.5歳
・持ち家率…94.0%
・年間収入…569万円
・貯蓄…2,484万円

●70歳〜世帯
・世帯人数…2.42人
・世帯主の平均年齢…76.4歳
・持ち家率…93.9%
・年間収入…457万円
・貯蓄…2,452万円

平均の貯蓄額と自分の家庭の貯蓄額を比べてみて、安心した方、ハッとした方もおられるかもしれません。

ただ今からでも貯蓄をするのは全く遅くありません。むしろ今から少しの心がけ次第で貯蓄を増やすことができます。

統計表一覧
参照元:総務省 統計局(2016年7月、著者調べ)

理想的な生活費の内訳は?

固定費をなるべく抑えると貯蓄が上手くいく!

年収600万、3人世帯(子ども1人:未就学児)の理想的な生活費の内訳を列挙します。

贅沢はできないものの、厳しい生活ではないかと思います。月15.5万円を貯めることができるため、年間で186万円貯めることができます。妻の小遣いは入っていないですが、パートに出るもしくは1万円だけでも妻の小遣いとして当てたとしても年174万円は貯められる計算となります。

・手取り収入…40万円(妻、子ともに扶養と仮定)
・子ども手当…1.5万円
・家賃   …7万円(収入の20%以内に収める。できれば固定費は低く抑えること。)
・光熱費  …2万円
・食費   …6万円(外食費込み)
・レジャー …2万円
・保険料  …2万 (夫婦で1万円に抑えることも可能。)
・日用品費 …1万円
・通信費  …2万円(夫婦の携帯、通信サービスなど含む)
・幼稚園代 …2万円
・夫小遣い …2万円
・貯蓄   …15.5万円



年間200万円を貯めるために必要な節約術!

車は持たない

家の次にコストがかかるのが車。車は乗らなくても持っているだけでお金がかかります。車の維持費には、主に自動車税、重量税、保険代、車検代、駐車場代、ガソリン代などがあります。

車種などによっても変わってきますが、排気量1,500リットルのファミリーカーと仮定した場合、自動車税に約3.5万、重量税に約1.2万、保険料などに約8万、車検代に1.3万、駐車場を2万円とした場合、年間で24万円、年間で5,000km走行するとした場合、ガソリン代は約7.5万、すべて合わせると、年間47.5万円もかかる計算となります。また車は消耗品のため、買い替えの必要もありますので、その分を含めると年間70〜80万まで膨れ上がります。

現代ではカーシェアリングやレンタカーなども充実しているため、本当に必要な時にはそのようなサービスを活用し、普段は電車や交通機関を活用することで年間最低50万円の節約になります。

保険と通信費の見直しをする

貯蓄額を増やすにはまずは固定費を削減することが最重要となります。特に保険を見直すことによって月に1〜2万円ほど減らせる場合もあります。

特に医療保険は無駄を省きましょう。現在では高度医療制度などもあり、月に8万以上かかる医療費に関しては戻ってくる制度もあります。保険というのは、万が一の時にお金がない場合に大変役に立つ制度です。逆を言うと、しっかりと貯蓄ができていれば保険は不要です。

現在の生活状況や今度のライフプランの相談に乗ってくれるファイナンシャルプランナーの無料相談などもありますので是非活用してみましょう。 誰もが加入している公的な医療保険制度ですが、入院や手術等で高額な治療がかかる場合,自己負担の3割分を支払ったとしてもかなりの出費になってしまうことが想定されます。このような場合、高額療養費制度を利用すると高額な療養費部分が戻ってくる制度があるのです。認知度が約4割しかないというこの制度をわかりやすくご説明いたします。

先取り貯蓄をして、決められた生活費の中でやりくりをする!

節約で大事になるのが「無駄を省くこと。」無駄遣いを省くのに効果的なのが先取り貯蓄です。収入から先に貯蓄分を引いておき、残りのお金でやりくりする方法となります。貯蓄を増やしたいのであれば先取り貯蓄を使わない手はありません。

各銀行が取り扱っている「自動積立定期預金」であれば、毎月一定の日に指定口座から指定金額が定期預金に振り替えられ、給与振込口座などに利用しているメインバンクで誰でも気軽に始めることができます。自動で振替られるため、自分の手を煩わせることもないですし、「今月はちょっとだけ…」などの甘えもできないのでかなり貯まりやすくなります。また、勤務先に社内預金や財形貯蓄制度がある人なら、これらを利用して給与天引きでお金を貯めることもできます。

決められた生活費の中でやりくりしなければならない、という環境になると自然と無駄遣いは減るはずです。コンビニで買う清涼飲料水、ちょっとしたお菓子や衝動買いなど、日々の積み重ねが大きな金額になってきますので、「本当にこれは必要なのか?」ということを意識して買い物を心がけるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

まずは固定費を必要最低限に抑えること、そして無駄な出費や衝動買いを抑えることで年間200万円の貯蓄は全く夢ではありません。

是非貯蓄にも余裕を持ち、ゆとりのある幸せな生活ができるよう励んでみてください!