便利だけど怖いカードローンの注意点とは?簡単に解説します!

キャッシュレス時代到来。ポイントもついて現金よりお得。でも、使い方を誤れば待っているのは借金地獄。否、返済地獄です。便利なカードローンを快適に利用するための留意点とは?



カードローンの誕生から現在まで

返済に追われる町金から消費者金融(グレーゾーン時代)

参照元 株式会社NDPマーケティング
(2016年6月時点 著者調べ)

出典:

bankcardbankcard.com
こわ~い取立てイメージ。ドラマなどでよく観るいわゆる町金。すべてが闇金とは言えませんが、やっぱりあまりお世話になりたくないですね。個人間の借金ができず、銀行でも借り入れを断られ、それでも「ちょっとでいいんだけど・・・」と必要に迫られ、関わりを持ってしまうケースが多いようです。

銀行でキャッシュディスペンサーが導入され、窓口以外で簡単に入出金できるようになるころ、手続が簡単に申し込める仕組みを消費者金融が導入。保証人、担保なしでキャッシング可能なカードを作れるようになりました。いわゆるバブル経済破綻の頃に一層広まりを見せています。さらに無人で手続できることも、勢いを増す要因のようです。

しかし、この頃の金利は29%と、貸金の法律適用の18%を大きく上回る出資法を活用していました。グレーゾーンと呼ばれる金利です。(私的にはブラックゾーンを思います。)余談ですが、最近、テレビなどのCMで過払い金返済を高らかに呼びかける弁護士法人は、このグレーゾーンで払いすぎた金利分を取り戻そうというものです。その後多くの消費者金融が銀行系グループの参加となり、金利上限は18%で落ち着いています。

審査重視の銀行カードローン登場から現在まで

消費者金融が蔓延した頃、ついに銀行が担保、保証人なしのカードローンのサービスを始めました。金利は~18%と、素人目には好条件です。モビットなどは良くご存知でしょう。消費者金融からの借り換えなど(結局のところ、銀行カードで借りて、消費者金融に返済すると言うことですが・・)利用者された方も少なくないのでは。

しかし、消費者金融に利用歴があるだけで審査が通らない銀行も多く、その傾向は強く、回収可能性を重視していることを、うかがわせます。その後2010年6月18日に法の改正があり、グレーゾーンを是正し金利上限18%、個人が借り入れできる総額も年収の3分の1となっています。これを機に「過払い請求」なるものが巻き起こります。

それにしてもゼロ金利、否、これを執筆しています2016年7月時点のマイナス金利(貯金が損?)の時代に上限18%の金利にあなたはどう感じるでしょう。金融業者は回収できなければ儲けがありません。それどころか、大きな損失にもなります。高い金利は返済初期にできるだけ元本に近い額の回収を、狙ったものなのかもしれません。



カードローンは所詮借金なのです。

キャッシングもできるカードローンですが、一般のクレジット機能を持つ場合も有ります。アコムのカードでは、返済を1回として店舗でも利用できるサービスがあります。実際は自由返済です。とはいえ毎月最低限の返済額は金利分ですし、借り入れの上限は変わりません。手元に現金がなくても消費ができてしまう利便性は有りますが、”金利”という怖いおまけには要注意です。

個人としての借り入れ上限が年収の3分の1と先に紹介しました。もし年収が600万円なら200万円がその方の通産借り入れ上限となります。その金利は単純に計算しても年36万円、月当たり3万円です。カードローンは契約当初は借り入れ上限を50万円としているケースがほとんどです。だから、単純に言えばこの方の場合あと3社と契約可能です。しかし、年収600万のうち生活に必要なお金はブレます。車をお持ちなら車検や免許の更新、賃貸にお住まいなら更新手続、所有住宅なら固定資産税さらに生活必需品(家電製品など)の故障などによる買い替えなどなど数えればキリがありません。

契約が簡単なカードローンですが、たとえば50万借りて金利分で毎月9千円の借金です。30日間なら無利子というサービスもありますので、借り手もこうしたサービスを使ったほうがよいですね。毎月金利と元本の一部を返済を繰り返していて、万一イレギュラーな出費があれば、さらに借り入れを増やしていくことになるでしょう。

もしカードローン契約をするのであれば、こうしたことを踏まえて、契約時には絶対”うそ”をつかないことです。裏を返すと、契約に有利な”うそ”をつくということは、そもそも返済計画に無理があることに「目をつぶっている」ということです。それは金利雪だるまへの序章ともいえます。

身の丈にあった生活を楽しもう

高度経済成長期、年功序列で毎年確実に収入が増えた時代は終わっています。多くの企業で派遣やパートアルバイトが増えていることも、人件費そのものを抑制しようとする企業の考えを反映していることが覗えます。マンションなどの価格もバブルの頃から比べれば信じられないほど低くなりました。国レベルの話に聞こえるかもしれませんが、企業においても個別のバブルがあります。今の月収(年収)に対して「これくらいなら返済できる。」という考えの奥に、バーナスや昇給という「とらぬ狸の皮算用」がありませんか?

さらに返済を難しくしていることが今日普及の携帯電話やインターネット、それらの利便性やエンタメ性を高めるアプリ等の利用料です。月々わずか1980円!というように一見リーズナブルなサービスが増えていますね。「これくらいなら大丈夫」と思わせるサービスが氾濫しています。私の知り合いのバイク屋の社長さんがこんなことをおっしゃっていました。

「最近は、金がないからバイクが買えない。と言いながらタブレットや携帯を使っているんだよ。聞いてみると、たいしたことには使っていないよ。ゲームとかに毎月2~3万の通信料が平気なのかね。」社長さんはそんなお金があるなら、バイクを買って欲しいということでしょうが、私は違う意味で頷けるなあと思いました。

「そのくらいなら払える。」という感覚がいつの間にか”万単位”の経費を生み出しているのですね。話は反れましたが、”お金に色はない”ということを考えると、これを拡大解釈した借り入れ金での消費は禁物です。カードローンの手軽さ、便利さは借り入れのときの話で、完済までの道のりは決して手軽ではないのです。これこそが最大の注意点ではないでしょうか。 金融機関でカードローンの増額審査を受けたことはありますか? その金融機関とカードローンでさらに取引を深めていくといずれこの増額審査を経験することになるでしょう。ひとつは金融機関の側からの提案として、もうひとつは利用者側からの申し込みを通じて。どちらにしても増額はよりカードローンの利便性を高めることにつながります。この記事ではその増額審査に際して利用者としてうまく通過するためのABCを解説します。