【初心者でもできる!】NISAを使った株式投資とは?

老後の資金を今から貯めたい、子供の将来の教育資金に余裕を持ちたい!挑戦してみたいけど株式投資ってなんだか難しそう・・・興味はあるけどイマイチよくわからない・・・。そんな初心者の方にむけたNISAを使った株式投資の始め方をご紹介します。



NISAについて知ろう!

NISAってなあに?

そもそもNISAってなあに?と思っている人も多いのではないでしょうか? NISAとは「小額投資非課税制度」という優遇制度で1人につき毎年100万円の枠(制度改正により2016年1月からは120万)が設定されるというものです。イギリスにあったISAが元になっているので日本版ISAと呼ばれていましたが、そのISAの頭に「N」をつけてNISAと呼ばれるようになりました。

日本では2014年に導入されたNISAですが、投資家の中でも女性の投資は全体の2~3割で、日本経済新聞2014年12月末の調べによるとNISAを利用している女性の割合はなんと4割もいるそうです!イギリスでISAが始まって20年以上経過した今では成人の2人に1人が活用しており、学生が入学と同時に投資を初めて学費を稼ぐなんて人もいます。

参照元:著書 NISAではじめる株式投資(和島 英樹、平野 憲一、水野 文也)

NISAをつかうと何がトクなの?

NISAとは、簡単にいうと国に納める所得税がゼロになるという個人投資家のための新しい税優遇制度です。本来、購入した株式を売却した際に購入した時の金額から売った時に「出た利益」に対して、所得税が20%課税されます。

100万円で購入した株式が110万で売却した場合10万円の利益とその10万円の20%の2万円が税金となりますね。景気が回復せず低迷した株式市場を活性化するために、一時的に税金をゼロにしよう!というのがNISAです。20%かかっていた税金がゼロになる。おトクに節税ができますね。

NISA(少額投資非課税制度)
参照元:三菱東京UFJ銀行(2016年11月、著者調べ)

NISAを最大限に活用するには?

NISAは無料で使えるし、お得だからとりあえず口座開設してつけちゃおう♪と思われる方もいます。が、ちょっと待って!NISAで税金がゼロになるのは、株式投資で得た利益への税金が非課税になる仕組みです。

例えば、A社・B社・C銀行で口座を開設しているとします。A社の口座では株式で10万円の利益、B社の口座では株式で20万円の利益、C銀行の口座では積立の投資信託バランス型で3万円の利益。対象となる売買は1年に1枠だけ100万円まで(制度改正により2016年1月からは120万)なのでどの株式にNISAの枠を活用するのかが重要になります。

投資信託のバランス型(債券、リート、株式など様々な対象に分散投資してリスクを抑える)で投資をしている場合株式の割合が少ないものはNISAの恩恵が受けづらくなります。そう考えると、株式のみで運用している利益が最も多く見込めそうなB社にNISAの枠を設定するのが1番効果的ですね。

B社の株式を販売してどの株式にもNISA枠が設定されていない状態になっても、すでに1年に1度の優遇を受けているのでその年の優遇は終わりです。保有期間は5年間なので、万が一利益が見込めそうにない場合はその年に売らなくても良いのです。最長5年間は売り時を待つことができますし、次の年は新たなNISA枠がもらえますので別の株式に設定することもできます。



NISA 失敗しない株式投資 とは?

リスクを抑えて利益をねらう

投資は始めたいけど大損はしたくない・・・。なるべく安全に株式運用するには、どのようにすればよいのでしょうか?投資で利益を出す仕組みはとってもシンプルです。

あなたが購入した価格よりも低い値段の時は株式を売らずにそのまま保有して、購入した価格よりも高い値段になった時に売る。その差額が利益となります。逆に、購入した時の値段よりも低い値段の時に売るとその差額が損失となります。

分配金がでる株式であれば、株式の値段が下がって一時的に損失に見えたとしても配当を計上すればトータルで利益がでる事もありますし、分配金がなくても株主優待でお得な割引チケットがもらえる事もあります。

損失が出やすいケースとしては、住宅ローンの頭金にするため・新しい車を買う・手狭になった部屋から引っ越すなど、急にまとまったお金が必要になり目標値も達成するのを待たずにやむを得ず解約するケースもあります。急な資金調整によって、損失を出さないためにも株式投資は長期間使う予定がない「余裕資金」で始めることが大切となりますね。

安定した運用をするために

安全な投資運用をしたい方は、短期ではなく中期から長期で焦らず運用する方法が安定していると言われています。なぜなら、株式は上がったり下がったりを繰り返すものだからです。

1カ月~3カ月の短期間で一発逆転の利益を狙っても、期間が短いことがリスクとなります。反対に、数カ月~3年の中期または5年など長期で保有することで、売り時を見極められるのでリスクが低くなると言われています。

もちろん、予定よりも早い段階で期待通りに値上がりした場合はそのときが売り時ですが、はじめて運用する株式では会社の業績など詳細を分析するのは難しいものです。分析した結果もその通りになるとは限りませんので、なるべく乱高下の少ない銘柄を選んだり、緩やかに上昇している銘柄をゆっくり育てるのがよいでしょう。

さあ、株式投資をはじめましょう!

投資口座開設とNISAの設定

投資用口座は証券会社や銀行、郵便局、ネット証券などで開くことができます。機関によっても銘柄や商品が異なることがありますので事前に資料請求してみるのもよいでしょう。

郵便局の窓口の場合、投資信託口座の開設に必要なものは顔写真入りの証明書(免許証、パスポートなど)と印鑑を持参し、NISA口座開設申込書を記入します。スマートフォンやパソコンなどでもチェックできるので、ダイレクトのお申込みをお忘れなく。みずほ銀行の窓口の場合は、住民票1部と印鑑が必要となります。投信信託申し込み総合口座とNISA口座の申請書類を記入します。こちらもスマートフォンやパソコンでチェックするためにみずほダイレクトの申し込みをしておくと便利でしょう。

各金融機関や証券会社によっても必要書類や手続き方法が違いますので、事前にご確認いただくことをお勧めいたします。

ネット証券徹底比較
参照元:株 財津ラボ(2016年11月、著者調べ)

みずほ銀行:NISA口座開設のご案内
参照元:みずほ銀行(2016年11月、著者調べ)

銘柄えらびは慎重に

口座を開設したら、投資先の株式銘柄を選ぶのですがここはご注意あれ。窓口の担当者にとって口座開設も株式の販売も営業なのです。口座開設だけの予定が2時間も・・・。なんてざらです。

話が長くなって疲れてしまってついつい話を終わらせるために銘柄を購入してしまった、たくさん質問したし断りづらいので購入してしまって後から冷静に考えたら他のものが良かったなどという失敗談も聞きます。

あなたの将来のための株式投資ですので、その場で決めずにいったんゆくりと考えられるように結論は持ち帰りましょう。「ちょっと検討したいので」などといっても「どこが分かりずらいですか?」と質問されてまた話に引き込まれることもあります。

ちょっと自分は断るのが苦手だという場合は、窓口に行く際は必ずいくつかのお断りを準備してください。「話の途中なのですが、今日はどうしても用事があってあと10分でここを出なければいけない」「自分ひとりでは決めることができないので、家族に話してみます」など。

「お願いする際はぜひ○○さんにお願いしますね」と言えば、無理には勧めてこないはずですので、自分がしっかり納得したうえで銘柄を選んで購入してみてくださいね。



【初心者でもできる!】NISAを使った株式投資とは?【まとめ】

大切なポイントは3つ、「20%の所得税をNISAの枠を設定してゼロにする」「株式運用は余裕資産で中期・長期でじっくりと運用し売り時を見極める」「自分が納得した株式を購入する」です。株式への理解が深まれば不安も少しは解消される事でしょう。

正しい情報を集めて自分のルールを作り、自分の決めたルールに従い購入・運用することが最も大切です。自分のルールを尊重しながら是非NISAを使って株式投資を楽しんでみてください。 本記事の情報は、一般的または筆者個人の調査によるものです。法令などの改正、前提事実や個人状況の違いや変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。 従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。