【一ヶ月の生活費】日本とアメリカの平均を比べたら?

日本での一ヶ月の生活費は他の国と比べるとどうなのでしょうか?日本とアメリカの一人暮らしの生活費をまとめてみました。



一ヶ月の生活費【食費】

日本の一人暮らしの食費

食費は変動費の中で一番金額が多いけれども、一番節約できるところでもあります。できるだけ公式なリソースから情報を得ようとしてみたところ、2人以上が働いている世帯の一ヶ月の食費の平均が7万円というのがありました。これでは家族が何人か分からないのですが、2人暮らしだと想定すると1人あたり35,000 円という結果に。

しかしネットでいろいろな情報をリサーチしてゆくと、大体月30,000円ほどだというのが分かってきました。しかしこれはあくまで平均を出したものですので、頑張って10,000円台にしているというつわものもいました。

自炊ができる女性がその大半かと思いますが、健康をかえりみずただ単に安くてお腹にたまるものを食べている若い男性の場合も想定できます。

月10,000円ということは単純計算で1日300円ですからお米は田舎の両親から送ってもらっているとか全て自炊で一切外食をしないという精神力の強い人でないとこの数字は打ち出せないと思います。

35,000円でも決して贅沢をしている金額ではないはずです。これは外食を含まないあくまで家で食べる分の食費として考える必要があります。夕飯の買い物に行けばあっというまに1,000円超えてしまいますものね?!

月々の生活費は平均していくらくらい?|公益財団法人 生命保険文化センター
参照元:公益財団法人 生命保険文化センター(2015年11月著者調べ)

アメリカの一人暮らしの食費

一方アメリカの食費の平均は公式なものを簡単に探しだすことができました。アメリカの農産省United States Department of Agriculture(USDA)によると、19才から50才の女性の一般的な食費は一ヶ月で166ドルから322ドルだそうです。

日本円にすると約20,000円から40,000円ですので間をとってやはり30,000円と同じくらいの結果になりました。なぜそんなに幅が広いかというとアメリカでは貧富の差が大きいからです。また住んでいる地域によって食料の値段もかなり違うのです。

例えばアイダホ州では9ドルで家族四人分の料理を作れるところ、ヴァージニア州では15ドルかかるという調査結果もあります。これはヴァージニアの物価全てが高いというわけではないのです。

アメリカでは残念なことにスーパーマーケットなどが普及していない田舎の地域がたくさんあり、特に貧困地域などでは新鮮な野菜などが手に入らないためファーストフードに走ってしまう。その結果肥満や成人病が深刻な問題となっているケースがたくさんあります。

例えスーパーへ車を走らせ行ったとしても野菜や健康な食品は高いので、結局予算に合わずレトルトや冷凍食品などの健康に悪くても安い商品を買ってしまうという悪循環になっているのです。

そんな背景から月の食費は一人2万円から4万円というバラつきのある結果となっていると推測できます。

How Much Money Do You Spend on Food Every Month?
参照元:lifehacker.com(2015年11月著者調べ) Food is one of our largest regular expenses, and yet the one with the most wiggle room. Let’s talk about food spending. The Most Common Ways You Waste Money (and How to Save It) The Most Common Ways You Waste Money (and How to Save It) The Most Common Ways You Waste Money (and How to S All too often we focus on cutting out the little things (like a daily cappuccino), when we should… Read more Read more



【家賃・光熱費】

一人暮らし家賃

日本では首都圏での一人暮らしの平均家賃はおよそ6,500円とされています。これはワンルームのアパートかマンションの値段ですよね。もちろん都心に行けば行くほど家賃は高くなり、たとえば渋谷で1DKの平均家賃は14万円ほど。

しかし!日本のアパートは欧米にくらべるとかなり小さめです。たとえば首都圏のワンルームの平均の広さは27.5平方メートル。これはキッチンとバスルームの他に7.8畳といった広さです。一方ニューヨークはマンハッタンの平均ワンルームの広さはほぼ倍の51平方メートルで平均家賃は40万円です。

マンハッタンはアメリカの中でも一番土地の高い場所ですので少し極端な例ですね。例えばアメリカで6番目に大きい都市フィラデルフィア市だと30平方メートルの広さのワンルームで135,000円で貸し出しています。大体渋谷と同じくらいですね。

日本はアメリカに比べて平均的家賃が低いと思います。しかしそれは家が狭いから可能なのかもしれません。体の大きさがまず違いますから住むところも大きくないと落ち着かないのかもしれませんが、こればっかりはまさに文化の違いですね。

一人暮らし光熱費

都内の一人暮らしでは電気代は月およそ7,000円、ガス代が4,000円、水道代が5,000円ほどどいうのが平均だそうです。しかし、これも季節によって変わりますよね。クーラーを一日中つけていると10,000円、暖房を一日中つけると15,000円ほどになるとも聞きました。

また水道代は洗濯物をよくしたり、シャワーを頻繁に浴びる夏に高くなります。ガス代は節約のために外食を減らし自炊するとついつい高くなりがちです。それでも外で食べるよりはずっと安く済むのでやはり自炊は賢い選択と言えます。

一方アメリカではワンルームの電気代は一ヶ月で約30ドルから75ドルほどと言われていますので、日本円にすると3,700円から9,200円ですね。これも部屋の広さが違うので少し高くなって当然かなと思いますが地域によって電気代も変わってきます。

例えばハワイでは電気代はものすごく高いので住民は大変です。まあ、ハワイは物価も家賃も高いですが。それからガス代ですが、実は最近の傾向でガスを使ったストーブは減ってきています。日本と同じで電気が多いのです。

しかしそれでもまだ古い家やアパートも多いので、ガス代は10から20ドルぐらいが相場だそうです。ワンルームということは一人暮らしが想定されますので、あまり料理はしない傾向にあるのかもしれません。

アメリカ暖房事情

ちなみに電気代が高いのは夏のクーラー代が含まれているからですが、アメリカは地域によって夏はとても暑く、南の方の砂漠地帯などは毎日32度なんて所もあるし40度近いことも。なのでクーラーは避けられません。

一方暖房はというと古い家も多く種類が様々です。しかし日本と決定的に違うのはどの家も暖房は家丸ごと温めることです。日本の家って冬場玄関を入ると廊下はまだ寒くて、リビングのドアを開けるとそこで温かくなりますよね。

しかしアメリカ(欧米)の家は玄関からトイレまですべての部屋を暖めるのです。各部屋にストーブがおいてあるのではなく、セントラルエアーコンディショナーで全ての部屋に空調が付いているか、古い家ではラディエーターが設置されており、地下にあるウォーターヒーターもしくはガス、灯油などで家全体を温めます。

夏にが暑ければ寒い冬はとことん寒いアメリカ。ニューヨークでも最高気温が1日中氷点下を超えない日もあります。ですので暖房も必須。

ちなみに私のお義母さんの家は3LDKプラス地下部屋がありますが、昔ながらの灯油を使った暖房で、月に300から400ドルくらいかかっています。これは灯油の値段の変化にもよるものですが。

1LDKのアパートでセントラルエアーだと電気の暖房で月約10,000円ですので日本円で12,300円。とするとワンルームではやく10,000円ほどでしょう。やはり日本とそう変わらないようです。

【スマホ・保険】

スマホ代

さて日本のスマホ普及率は2015年現在6割りを超えました。そして月の使用料は約7,000円が平均だと言われています。

一方アメリカでは普及率は65パーセントということで日本と同じ結果になっています。そしてiphoneなどを扱うVerizon, AT&T, T-mobileなどでは月々のスマホの使用料の平均は140ドルなんと日本円にして17,244円という結果に。これは高いですね。

もちろん家族割り引きだとかデータ使用料を下げたりしてコストを抑えることはできますが、やはりスマホは高いなという印象があります。

しかしアメリカで平均の話をするときに必ず視野に入れなければならないのは貧困層。2000年のOECDの統計によれば、アメリカの貧困層率は17パーセント。日本も実はそれにつづく15パーントとかなり高くなっています。

そんな家庭が多いなかスマートフォンの使用料がこんなに高いとはなんだか腑に落ちませんね。おそらく貧富の差が激しいと言ってよいでしょう。

もちろんすべての人がスマホを持っているわけではありません。最近アメリカで人気なのは1カ月単位で契約し月の始めに固定の使用料を払うというパターンのスマホパッケージ。例えばMetro PCSのようなサービスではAndroidスマホは6,000円ほどで全て使い放題(パケット、通話込)というのもあります。

総務省|平成26年版 情報通信白書|コンテンツ及びサービス利用の変化
参照元:総務省(2015年11月著者調べ)

悪化する日本の「貧困率」 | nippon.com
参照元:nippon.com(2015年11月著者調べ) 経済規模で世界第3位の日本。物質的には豊かで平等な社会と言われてきた。しかし、国民の多くが「中流家庭」と自認していたのは、ひと昔以上も前の話。今や所得格差の拡大やワーキングプアの出現などを背景に、日本の「貧困率」は世界的に見ても高い

U.S. Smartphone Use in 2015 | Pew Research Center
参照元:Pew Research Center (2015年11月著者調べ) Nearly two-thirds of Americans now own a smartphone. 19% of Americans rely to some extent on a smartphone for internet access, but the connections to digital

MetroPCS® | Nationwide 4G LTE Coverage | No Annual Contracts
参照元:MetroPCS® (2015年11月著者調べ) Discover MetroPCS® and its world of no contracts, unlimited talk, text and data plans and fast 4G LTE Network. Find your affordable MetroPCS® plan today!

保険料

国民健康保険税は収入によって変化しますが、所得割:所得の3~8パーセント、資産割:固定資産税の50パーセント、平等割:1万~3万(1世帯に付き加算)、均等割:1万~3万*被保険者数ですので、ざっと見ても月30万円の収入があれば15,000円といったところでしょうか。

まあアメリカの健康保険の様子はオバマケアのとき日本でもよく報道されていたということで耳にした方も多いかもしれせん。

アメリカでは国民保健がありませんので、各家庭で民営の健康保険、歯科保険、眼科保険を買わなければならないのです。会社が社員のために保険会社と直接契約をしてディスカウントをもらう形で買うと少し安くなります。しかし働き始めてから90日立たないと加入できません。

そして家族がカバーされるかは分かりません。実際に夫の働いている会社(しかも医療系)では夫しか会社の提供する保険に入れず、雇用10年後からやっと適応されるとのこと。アメリカでは転職が当たり前ですから10年も待たされるなんて信じられない…というのが正直な感想。

ちなみに40才のタバコを吸わない男性が一番安い保険を買うと、ニューヨークでは1カ月保険料が372ドル、日本円で46,000円。1人1カ月46,000円ですよ?!病院行くか行かないかもわからないのに。これにオバマケアを適用しても25,600円。これじゃあ保険の無い人が増えるわけですよ。

ちなみに子供の保険料は収入が一定以下の家庭なら国から援助が出てかなり安くなりますが、それでもうちは7,000円くらい払っています。

4人家族で年収が350万くらいを切ると子供の保険は無料になるはずです。

Health Insurance Premiums and Premium Costs by State
参照元:www.ncsl.org (2015年11月著者調べ)



【節約技】

日本の節約技、とくに生活費を減らすという面ではどんなものがありますか?大きい出費を減らすなら家賃を減らす、スマホ代を見直す、車の保険を見直す、などがあがると思います。また食費はどの家庭でもいちばんのやりくりどころですよね!

とくに一人暮らしの場合にはできるだけ自炊することでかなりの節約になります。外食をさけてお弁当を持って行くだけで月20,000円の節約に!

アメリカでも食費を減らすことが一番の生活費削減のカギだと思われていることは変わりませんがユニークな節約法にクーポンを使ったものがあります。

アメリカでは日本では考えられないようなものすごいお得なクーポンの使い方ができ、なんと150,000円のスーパーでの買い物がわずか800円になってしまったりととにかく極端な例もたくさんあるのです。

やり方はというと、各お店でのセールやクーポンと、商品の製造元が発行するクーポンを組み合わせることです。どういうことかと言いますと、例えばスーパーの「ベルク」が今週コカ・コーラを100円でセールしていたとします。

そしてあなたは以前新聞のチラシに入っていた、2本で200円引き!というコカ・コーラ(株)からのクーポンを持ち合わせていたとします。すると、お店ではすでにコーラを100円で売っていますので、2本買っても200円。

そしてそのクーポンをお店に持って行けば、200円引きですので、なんと無料でコーラ2本が買えてしまうのです!お店はクーポンを受理したあとコカ・コーラからその分の代金がもらえますので、損をしません。なので使ってはダメ!とはならないわけです。

こんな調子でクーポンはもはやトレンドとなっています。

【まとめ】

一ヶ月の生活費を日本とアメリカで比べてみました。おもしろいことに大体一緒となりました。しかし家賃は日本のほうが安め、保険料日本のほうがずっと安いという結果になりました。しかしアメリカのほうが貧困率が上でした。

スマホの使用料もアメリカのほうが高いですね。しかしアメリカの方が支援金や低所得者への援助金が多くもらえるという印象がありますので、次回はそれも踏まえながらリサーチをしてみたいと思います。