平均年収350~400万円のクリエイティブ業界とは?

クリエイティブ業界の職種と、その平均年収を紹介します。※本記事のデータは、2015年11月時点にでの筆者調べとなります



平均年収330万円の「Webデザイナー」とは?

Webデザイナーとはウェブサイトのデザインを手掛ける人のことを指します。見やすい、使いやすい、格好良い、おしゃれなど、目的により、ウェブサイトのデザインテイストは変える必要がありますが、そういった用途に応じた最適なデザインを考え、制作するのがWebデザイナーです。使いやすいレイアウトなのかを考慮したり、細かなバナーのデザインやボタンのデザインをすることもあります。

またデザインとしてバランスや装飾の派手さだけではなく、文字が見やすいか、色彩がふさわしいかなども考慮してウェブサイトはデザインする必要があります。そして1ページだけで商品の良さを伝えるランディグページをデザインするのも、ウェブデザイナーの仕事です。場合によっては複数パターンのサイトを制作して、A/Bテストを繰り返し、最も使いやすく見やすいサイトを作っていくこともあります。

Webデザイナーとして働くためにまず絶対に必要なのはHTMLとCSSの知識です。これらを知らないとウェブサイトを制作することができません。また実際の製作時にはフォトショップやイラストレーターの画像加工ソフトを使うことが大半ですので、これらのソフトの操作も知っておく必要があります。そして当然デザイナーなので、デザインセンスも必要です。

色彩に知識やフォントの知識も必要なので、デザイン学校で学んでおくと仕事には必ず役立ちます。Webデザイナーになるには、まず自分でサイトを1回デザインし、ウェブ制作会社に実績としてそのサイトを見せて、自分の実力をアピールしましょう。



平均年収323万円の「DTPオペレーター」とは?

DTPオペレーターは作製したフォントをもとに広告代理店から出される出版物などのデザインを手掛ける仕事全般のことを指しますが、必要な知識が膨大なうえ作業内容も緻密になるため、ほとんどの人間がその業務の多忙さにさいなまれることになります。しかし自らが手がけたものが店頭などに陳列されているのを見ると努力が報われたと感じずにはいられないため、やりがいを求めるには絶好の仕事であるという意見もあります。

DTPオペレーターは主にデザイン業務を引き受けることが多いですが、一般的にこの仕事は広告全般にもかかわってくるので関係する仕事との関係性を管理する能力も身に着ける必要があります。その為いやでもオペレーターとしての能力を会得することができるため、その後の方向性も比較的簡単に固めることができます。

この仕事を選択している人間はさほどがデザイナー業務に携わる心意気を持っているので、あとはこの業務の精密さに耐えきれるか否かといった点が分かれ目になります。達成した分やりがいはあるにはあるのですが、少しのミスが致命的な損害に繋がることが多いのが事実であり、慣れてきたからと言って油断していると冷や汗をかくことになるのが特徴です。

自給にしても地域によって違いますが基本的にデザイナーとしての根本的な素質を求められるため、ほとんどの所は経験者を優遇する傾向にあります。しかし誰よりもデザインに対して関心と理解を持っていれば初心者でも採用はされます。

平均年収328万円の「グラフィックデザイナー」とは?

グラフィックデザイナーとは、ポスターや新聞の広告のデザインをはじめ、パンフレットや雑誌・書籍の表紙のデザイン、商品のパッケージ等、主に印刷物のデザインをする仕事です。

広告代理店や出版社から依頼を受け、企画内容やコンセプト等を確認し、デザインを作成します。

基本的に依頼者の意向に応じた作品を作るのが仕事なので、依頼者が気に入らなければ修正を繰り返す事になるため、デザインセンスと共に根気も必要な仕事だと言えますので、創造するために企画会議や、ポスター撮影時に現場に出向く方もいます。

勤務場所は、広告代理店や印刷会社のデザイン部門やデザイン事務所、プロダクション等があります。正社員や契約社員をはじめ、アルバイトから経験を積んで正社員、契約社員になる方もいます。

特別な資格は必要ありません。広告やパッケージをデザインするために全体の構図、写真や文字のデザインの配置や配色など、それらをまとめあげる様々な知識と美的センスが求められます。

また、デザインで情報を的確に届けるために、依頼者の意向を理解するコミュニケーション能力や、イラストレーターやコピーライターと組んで作業する事もあるので、周りのスタッフに対して気配りができるような社交性もあると良いです。

IllustratorやPhotoshopソフトの知識や技術、色彩検定(R)2・3級を持っていると就職に有利になる事が多いです。

今後はWebデザインも対応できる人が生き残っていくものと言われ、デザインにも流行があるので、新しい情報を取り入れ「今」に合う新しい発想を生み出す力がつけば、一人前と認められるでしょう。



平均年収328万円の「イラストレーター」とは?

イラストレーターとはオリジナルイラストを制作する職業です。線画から着色まで一連の作業を行ないます。ゲームや小説の挿絵として付属的に描くイラストもあれば、個人的に画集を刊行しているイラストレーターも存在しています。

企業に所属しているイラストレーターであれば、自身のイラストを世に発表するのではなく、特定商品を開発するための試案として社内に提出するケースも少なくありません。例えば有名イラストレーターがゲームキャラクターを制作するために、まず自分がイラストを描いてプランを提供するのです。自身の名前をブランド化して独立するのではなく、安定的な給料を得たい場合、イラストレーターは企業に就職します。イラストレーターが就職する企業は、広告や宣伝材料のデザイン会社だけでなく、ゲーム会社やアニメーション制作会社など幅広く存在しているのです。

イラストレーターになる場合、まずは基礎的な技術を身に付ける必要があります。老若男女を描く腕前が必要になるだけでなく、CG制作に携わる場合イラストレーション専用のソフトを扱えるスキルを習得しなければいけません。

また人体を描く場合、骨格や筋肉の付き方から学ぶケースと、デフォルメされたイラストレーションから学ぶケースが存在しています。漫画的なイラストレーションの仕事に就きたい場合、後者のように理想的な漫画イラストを模写して技術を身に付けましょう。

もちろん仕事をもらうためには自分自身の絵柄を開拓する事も大切です。そのために漫画イラストだけでなく、浮世絵から西洋画まで幅広い「絵」の絵柄と手法を取り入れているイラストレーターも少なくありません。

平均年収371万円の「制作進行管理」とは?

制作進行管理は、制作業務においてその進捗状況を把握し、スケジュール通りに制作ができるよう調整を行なう仕事です。その業務内容は、当初の予定に従い、業務内容を書く製作部門に振り分けます。また制作部門での作業の状態を随時チェックし、当初の予定通りに作業が進行しているかどうか確認を行います。

制作の作業は、必ずしも一つの組織内だけで完結しているわけではありません。外部の製作部門も関わるケースでは、進捗状況の確認の範囲は外部にまで拡大します。さらに制作進行管理の業務内容として、制作進行にトラブルが生じた場合において、業務内容の振り分けを新たに調整したり、スケジュールの変更も必要です。また時には、制作進行管理の担当者自身も、直接制作に加わるケースがあります。

制作進行管理の仕事をこなすには、スケジュール管理能力が強く求められます。先を見通した上で、必要な作業と時間を照らし合わせて、業務内容の振り分けができるかどうかが鍵です。また制作進行の管理業務では、多様なスタッフと関わらなければなりません。制作スタッフとの信頼関係を築き、スムーズな交流ができる知識や経験は、この仕事で大変役に立ちます。

加えて、制作の進行状況を正確に把握したり、自ら制作作業にも加わることが多いため、制作活動の知識と経験は、有した方が仕事がはかどります。そのため制作進行管理の仕事は、ある程度実務経験を積み重ねた後で、就く人が多いです。

平均年収405万円の「編集」とは?

雑誌や書籍などを編集するお仕事です。まず「これなら売れるだろう」という企画を立てます。そして、その企画を実現させるためにはそんな仕事を誰に依頼すれば良いのか、その仕事の依頼にはどのくらいの経費がかかるのかを考えていきます。

依頼した写真や文章などが出来上がったら、不備がないかを確認してから印刷所に渡しておきます。ほかにも、その企画が実現したとき、デザインや宣伝用コピーはどのようにするかなどを考えます。商品が出来上がったらどのような方法で売っていくかの戦略を立てることも大切なお仕事です。

特別な資格は必要ありません。やる気があれば出来るので、未経験の人でもチャレンジしやすいです。様々な切り口から記事を企画する企画力、柔軟な発想力、流行感覚のある人が特に向いています。フォトグラファーやイラストレーターなどの専門家と仕事をするので、物事を正確に伝えることができること、スタッフと良好な関係を築き、仕事をスムーズに行うことのできる高いコミュニケーションも必要です。

文章にかかわる仕事、絵や写真なのに関わる仕事か多くあるので、正しい読解力と文章力、美的感覚も大切です。また、自分の作ったものがクライアントに却下されることもあります。そのようなときでもめげずに再度チャレンジしていける強い精神力、相手の意見を素直に聞くことのできる広い心も必要です。この仕事では締め切りがあることが多いので、締め切りまでに仕事を仕上げることのできる誠実さも必要です。

平均年収452万円の「Webプロデューサー」とは?

Webプロデューサーは、Webサイト制作の総括を仕事の内容とします。制作チームを率いて、Webサイト開発に関わる設計から運用に至るまでの過程を指揮する業務が主です。またこの仕事では、Webサイト開発に必要となる予算や開発期間を見極めて、開発プロジェクトを進行させていく役割を持ちます。

Webプロデューサーが、Web開発のための具体的で細かな作業に携わることは少なく、開発スタッフや開発計画の進行管理が主体です。また場合によっては、重要な場面でクライアントと交渉を行う業務も引き受けます。

Webプロデューサーとして与えられた役割を果たすには、Webサイトの制作チームを率いることができるリーダーシップを持つことが重要です。そのために、人間関係を築く能力に長けていなければなりません。また、Webサイト制作を最後までやり遂げるための責任感が、開発スタッフの上に立つ者として必要不可欠な要素です。Webサイト制作の厳しい局面において、プロデューサーとして責任を果たせるかどうかが試されます。

さらに、経営やマーケティングに関する知識や経験は、Webプロデューサーとしての実力に大きく影響します。一般的にWebプロデューサーになるまでには、Web開発に関する各種の業務経験を経た上で、この職業にたどり着くケースが多いです。Webデザイナーや、Webプログラマーなどの仕事をこなし、Webディレクターの経験も積み重ねた上で、プロデューサー職のキャリアにたどり着きます。

平均年収452万円の「Webディレクター」とは?

Webディレクターとはウェブサイトを構築するに当たり、その制作進行を管理し、クオリティをあげていき完成させるための指示を出す仕事を指しています。同時にサイトの完成後も仕事はあり、サイトへの訪問人数を増加するための施策を考えたり、売上を上げるためにサイトを改善していくなど、サイトの運用に関する、実務的な仕事の監督的な立場とになっています。

デザイナーにサイトデザインを振ったり、コーディングできる人間を探したり、サイト制作会社を選ぶような仕事も行います。もちろん全体の予算管理やスケジュール管理は大変重要です。またサイトの価値を上げるための企画立案など、実際に手を動かすことも多くあります。

Webディレクターになるには、ウェブサイトに関する総合的な知識を知っていることも求められます。SNSの活用や宣伝戦略、検索エンジンで表示順位を上げるためのSEOも知っていると良いサイトを作れます。デザインも自分で実際に描くケースは少ないですが、指示を出すために良いデザインのサイトを知っていればスムーズに指示が出せます。

細かいバグが有った時も自分でコーディングできれば即座に修正できます。ディレクションを出す意外に企画をできることも重要であり、企画書を書けるようにしておきましょう。Webディレクターになるにはプログラマーやデザイナー、コーダーが経験を積んでいって昇進することも多くあり、自分の専門以外にも視野を広げておくとディレクターになった時に役に立ちます。

平均年収468万円の「アートディレクター」とは?

アートディレクターとは、会社において広告を作ったり、世界観を構築する必要のある商品を制作企画するときに、その美術方面での表現やクオリティを高いものにするために、管理をする仕事のことを指します。例えばソーシャルゲームの開発をするときに、アートディレクターはそのゲームにあったイラストのテイストを考え、イラストレーターの選定をすることから始めます。

そしてイラストレーターに世界観のテイストを伝えます。1人だけならば楽ですが、2人や3人いる場合はそれぞれのイラストを管理し、クオリティを同等に保ち、同じ世界観内であることが消費者に伝わるようにします。また車や家などの商品広告を打つ時も、その商品の良さを引き出す広告を考え、どのようなデザイナーにお願いをするか、ウェブとテレビではどのように差別化して見せていくかなど、広告戦略の一部を担うこともあります。

アートディレクターになるには、まず絵のことをよく知っている必要があります。デザインへの知識、消費者に与える印象、また流行やトレンドの宣伝戦略も把握していると役に立ちます。その他に意外に需要なのは人脈です。

アートディレクターは自分で実際に絵を描いたり、広告を作ったり写真をとったりするのではなく、それぞれ優れたスタッフを呼んできて仕事をしてもらいます。社内スタッフだけではなく外部のクリエーターに依頼をすることも多いので、いろいろな人脈を持っていると、それだけ仕事や企画や戦略の幅が広がっていきます。