脱・器用貧乏のすすめ!器用じゃないほうがお金持ちになれる!?

器用でなんでもそつなくこなすのに、何故かあまり報われない…そんな器用貧乏な人が周りにいませんか?もしかして私もそう?…と思った人もいるかもしれません。器用貧乏で損をしていると心当たりがある人は脱・器用貧乏にトライしてみてはどうでしょう?もしかしたらお金持ちへの道が拓けるかもしれません。



器用貧乏とは?

器用貧乏とは、何事においても器用にこなすため、かえって中途半端になり大成しないことを言います。また、なんでもそつなくこなすので他人からは重宝されるのですが、自分自身は大成できないという意味もあるようです。

損ですね!とても損です。元々の能力は高いのです。でも人生トータルで見るとなんだか損をしている、そんな自覚があったり端から見てそう感じてしまう、器用貧乏な人の印象ってそういう感じがしませんか?

人生トータルで見るとと言いましたが、実は器用貧乏と学校教育は結構なじみがよく、人生の早期では内申点も高く優秀だった人が多いのではないかと思われます。日本の学校教育では、何かひとつだけ突出して出来る人より、すべての教科まんべんなく点数の取れる人の方が評価が高いからです。

それなのに社会に出てからは損な役回りばかりで生活に余裕もない…もしそんな風に感じるのなら、器用貧乏脱出に向けて舵をとる時期なのかもしれません!



器用貧乏な人の5つの特徴

そもそも、器用貧乏な人というのはどんな人なのでしょう?なぜ器用なのに貧乏と言われてしまうのでしょう?器用貧乏な人の5つの特徴を見てみましょう。

何でもこなせるが執着心がない

器用で何でもこなせるということは、元の能力が高い人です。大人になって努力によって能力を勝ち取ったわけではなく、子どもの頃から色んなことが人より上手くこなせていて、学校生活であまり苦労した経験がなかったという人が多いのではないでしょうか?

苦労しなくても出来てしまうということは、出来るようになりたい!と切望する経験がなかったかもしれません。そのせいか、器用貧乏な人は執着心があまりないことが多いようです。物事だけでなく、お金に対してもその傾向があるのかもしれません。

コツコツと努力することが苦手

苦手というよりは、初めからサラッと出来てしまうので、努力の必要がなかったのかもしれませんね。コツコツと努力してきた経験がないので、継続する力が身につきにくいのではないかと思います。

どんなに素質があっても、努力なくしては決してたどり着けない領域というものがあります。
一流になる人というのは、必ず努力をしているものです。「やればできる」と思っているのも器用貧乏の特徴かもしれません。「やれば」の部分を実際の努力にすることが課題のようです。

ひとつのことを極める前に次へ行ってしまう

極める前に興味がほかへ移り、違うことに目がいってしまうこともあるようです。また、なまじ能力があるので多くのことを同時に行うことができる多才な人も多いようです。

しかし、どんなことにも極めるためには越えなければならない壁があります。その壁を乗り越える努力なくしてはプロフェッショナルにはなれないのですが、それに必要な継続力と集中力、モチベーションに難がある傾向がありそうです。

負けず嫌いになれない

いろいろなことが出来ると、ひとつの土俵だけで勝負する必要がないのであまり勝負にこだわらなくなるようです。絶対に勝ちたいとか、絶対にこれを手に入れたいなどと思わないので、勝負強さがなく賞や出世と縁遠くなりがちです。

また劣等感を感じた経験も少ないために、ハングリー精神が足りないことが多いようです。苦労してきた人やひとつのことに賭けてきた人は、絶対にここは人には負けられない、という自負やハングリーさがあるのではないでしょうか。

周りから仕事を頼まれやすい

頼まれた仕事をきちんとそつなくやってくれるので、周りから重宝がられ皆から頼られる存在です。いろいろな資格を持っている人も多く仕事も早いのでオフィスでは頼もしい存在なのではないでしょうか。なんでもできるので、逆に人に仕事をお願いするという経験は少ないかもしれません。

忙しく充実した毎日を送っているように見えますが、結局雇われる側から出ることはできないので、あまり資産とは縁がないのかもしれません。資格貧乏などと言われることもありますが、自分の専門はこれ!というものが必要なのかもしれませんね。

反対の意味を考えてみよう

お金持ちはどうなの?

器用貧乏から脱出するために、まず器用貧乏の反対の状態ってどんなものだろうということを知りたいですね。目指すべきものを知らないと、あさっての方へ飛んで行ってしまいそうです。

反対の状態を知るために、「器用」を「不器用」、「貧乏」を「金持ち」に置き換えてみます。

・不器用金持ち

なるほど、そう言われてみればそうなのかな、という気がしないでもありません。お金持ちって不器用なのでしょうか?不器用と言うと語弊があるかもしれませんが、ひとつのことに一流の領域まで専念して極めた人だけが、大成して大きな花を咲かせるのだとは言えるのかもしれませんね。

「大器晩成」にも通じそうです。人間は、生まれつきの素質や才能に差はあっても、その一生にに使える時間というのはほとんど大差ないものです。仮に才能を数値で表すとして、人より秀でた120の才能があっても、それを4つのことに振り分ければ、使えるのは30だけです。才能が人並みの100しかなかったとしても、自分が情熱を持てるひとつのことだけにそれを注げば、100すべてをそのことに使えます。

30の力で行ったことと、100の持てるすべての力をぶつけたことのどちらが価値があるでしょう?長い人生というスパンで見たときに、どちらが成功しそうかというと、やはり後者なのではないでしょうか。

大成する人とは

「器用貧乏な人」の反対ってどんな人でしょう?きっと「一芸に秀でた人」ではないでしょうか。小さな頃からひとつのことに取り組んで、もちろん才能もあったでしょうが努力も人一倍して、花を咲かせた人のことを言うのではないかと思います。

または、ひとつのことに諦めずにコツコツ取り組んで、長い時間をかけて大きな成果を得た「大器晩成」型の人も器用貧乏の対極にありそうです。「初志貫徹」型と言ってもいいかもしれません。コツコツと努力することの大切さを表した、「雨垂れ石を穿つ」の精神を持った人とも言えそうですね。

成功した人、またはお金持ちと聞いて、どんな人を思い浮かべますか?現代では、アスリートや芸術家などの一芸に秀でた人、または、自分のビジネスに取り組んで不屈の精神でそれを大きく育てた人などがそれにあたるのではないでしょうか?才能や運もあるのかもしれませんが、努力の大切さ知ることや諦めない不屈の精神が、一流になるための条件なのかもしれませんね。



器用貧乏を脱するためには

一流を目指して大成するためには、器用貧乏を脱出することが必要なようですね。そのためのステップとは何でしょうか。

目標を見つける

あまり物事に執着しない器用貧乏タイプの人ですが、これからは目標を高く掲げて、達成を目指してみてはどうでしょうか。まずは自分がどうなりたいか、こんなものを目指したい!というのめり込める明確な目標考えてみるところから始めるといいと思います。

具体的な目標が決まったら、それに向かってプロの域に達するつもりで、極めるまで頑張ってみることをお勧めします。時間がかかってもいいから、今度こそ「そこそこ」でやめない!という決意で臨むといいかもしれませんね。他に頼まれごとや仕事が多すぎると感じたら、断ったり人に分担してもらったりして、力の振り分け先を絞るといいのではないでしょうか。

ハングリーに欲しがる

また、目標に対して意識的に執着心を持ってみるのもいいと思います。今まで執着心やハングリーさとは無縁に過ごしてきたかもしれませんが、まず欲しいものはしっかり欲しがらないと、目標を達成するのは難しいのではないでしょうか。

例えば、お金持ちになることや年収アップを目標にしたとしても、お金を欲しがるのはスマートじゃない、などと思う必要はないと思います。お金を欲しがるのはタブーではない!と開き直ってもいいのではないでしょうか。お金持ちほどお金に対して積極的に語り、増やすための方策を練ります。お金のことをタブーと考えるところにお金はやって来ないようです。

努力と継続の大切さを知る

何かひとつのことを極めようとするなら、コツコツとした努力の積み重ねと時間が必要です。「10,000時間の法則」というのをご存知ですか?楽器やスポーツなど何らかのスキルをモノにするには約10,000時間の練習や努力の積み上げが必要なのだと言われています。1日約3時間、これを10年間続けると大体10,000時間になるそうです。「そこそこ」で終わらないためにには、努力と時間が不可欠であるということを理解するとよさそうですね。

また道を極めようとすると、はじめのうちはトントンと進んでも、必ず階段でいう踊り場に入ったというか、壁にぶつかって進まなくなったように感じることがあると思います。どんなことにも素質だけでは乗り越えられない壁があるのです。ブレイクスルーに必要なのは、努力・継続・執念といった器用貧乏タイプが苦手とする力だと思います。努力の大切さを知り、諦めずブレイクスルーを目指しましょう。

モットーを変える

今まで、広く浅く物事に関わってきた器用貧乏タイプの人ですが、これからは深く狭く取り組むように心がけていってはどうでしょう?そしてこの際、座右の銘も大器晩成タイプのものに変えてしまうのはいかがでしょうか。

例えば、志を貫く「初志貫徹」や一生懸命さをあらわす「一意専心」はどうでしょう。努力の積み重ねを大切にしたいなら「雨垂れ石を穿つ」や「継続は力なり」もよさそうです。ハングリー精神がもっと欲しいなら、「七転び八起き」や、場合によっては「猪突猛進」くらいの勢いがあってもいいかもしれませんね。

器用貧乏が本気になったらすごい

器用貧乏な人というのは、元は能力が高い人です。能力が高いゆえに好奇心が強く、目移りしたり、人から頼まれた仕事が増えていって自分のことがおろそかになったりするのではないでしょうか。

目標が見つかって、その目標に対してのハングリーさを身につけ努力を惜しまなければ、器用貧乏な人はきっとすごい力を発揮すると思います。器用貧乏の底力を見せてやる!という気概を持って一流への道を目指しましょう!

このままで輝くことはできる?

プロフェッショナルになれないという意味で、何かと報われないことが多い器用貧乏タイプの人ですが、幅広い分野をひとりでこなせるというのは、強みでもあります。そして、中小企業においてはそういう広く浅く業務をこなせる女性社員のニーズはしっかりあるようです。

例えば総務や経理、秘書などの業務を幅広く担当できる人というのは、「マルチタスク・オフィスワーカー」と呼ばれ、中小企業やベンチャー企業おいての立派な専門職だそうです。まさに広く浅くを求められているわけで、器用貧乏の真骨頂ですね。

立ち上げ直後の会社などでは、できる限り社員数を抑えたいと考えていることが多く、複数のオフィスワークをこなせる何でも屋さん的人材は、とても重宝がられるそうです。フットワーク軽くどんどん仕事をこなすマルチタスク・オフィスワーカーはまさに中小企業が求める貴重な人材と言えそうですね。

またオフィスワーカーでなくても、いろいろな経験を積むことが全く無駄なのかというと、そうではないと思います。視野も広がりますし、バランス感覚に優れ臨機応変に動ける、器用貧乏な人はそんな特徴も持ち合わせているのではないでしょうか。一見無駄になっているように見える寄り道も、あの時の経験がこんなところで役に立つなんて…と後から思えることはよくあります。

「芸は身を助ける」と言いますが、器用貧乏な人は多芸多才な人が多く、人として魅力的な一面があると思います。本業以外にマルチな才能を発揮できるなんて素敵ですよね!マルチタスクを極める、そんな一流への道もあるのかもしれません。

まとめ

周りから頼られると嫌とは言えない人のいい器用貧乏さんですが、人の役に立つことで毎日充実して過ごせている人もきっと多いのではないでしょうか。ひとつにに絞れないくらい、いろんな方面に興味や才能があるなんて羨ましいですよね。

ただ、もしそのことで何事も中途半端になってしまっているとか、プロフェッショナルになれないなどのマイナスな部分や不安を強く感じているなら、器用貧乏脱出へ向けて考え方を転換する時期なのかもしれません。

欲しいものやなりたいものを強く意識してすることから始めるのはどうでしょう。粘り強さや努力の大切さを再確認して、前向きにそして時にはハングリーに生きてみませんか?今まではぶつかる度にその前で立ち尽くすだけだった壁を壊して、その向こうに広がる景色を見たとき、新しい人生の展開が待っているのかもしれません!