自動車保険を見直すならココ!「記名被保険者」を変更すると保険料が安くなるかも!

子供が乗るようになって保険料が上がった…という人、自動車保険の見直しをしたことはありますか?入った時のままで更新していませんか?実は主に車を使う人や内容を変更すると保険料が安くなることもあるんですよ!自動車保険を見直して自分にぴったりな補償に変えていきましょう。



記名被保険者とは?

自動車保険の保険証券を見たことはありますか?

「見たことはあるけどよくわからない…」という人は多いと思います。契約内容が簡単に書いてあるものですし、保険の専門用語が書かれているのでわかりにくいかもしれません。

保険証券にはこのような用語が並んでいるはずです。それぞれ誰の名前が書かれているでしょうか?
・契約者
・記名被保険者
・車両所有者

「記名被保険者」とはその車に一番多く乗る人のこと

まず契約者とは、保険の契約をする人です。申込書の署名はこの契約者の名前を書きます。契約者は保険料を支払う人でもあります。

次に記名被保険者です。これは自動車保険の対象である車に一番多く乗る人のことを指します。保険証券で「契約者と同じ」と書かれていれば、契約者がをもっとも使用する頻度が高い人となります。

最後に車両所有者です。これは車検証に書かれている所有者となります。たとえば父親が子供の車を父親名義で買ったら、車両所有者は原則的に父親です。



こんな時に保険料が高くなる!?

子供が乗るようになったら保険料が…

子供が免許を取ったので自動車保険の内容を変えたら、保険料がかなり高くなった!

そんな経験をしたり、また親からそう言われた人は少なくないはずです。しかし、なぜ保険料は高くなるのでしょうか?よくある原因として2つ挙げられます。

年齢条件が変わったから

1つ目は年齢条件が変わったことです。多くの損害保険会社において自動車保険は4つの年齢条件を設定しています。
・35歳以上補償
・26歳以上補償
・21歳以上補償
・全年齢補償(年齢を問わず、という表記のこともあります)
この年齢条件は範囲が広くなるごとに事故のリスクが高くなりますので、保険料が上がっていきます。

たとえば今まで夫婦だけが車を運転していたので35歳以上補償だった場合、18歳の子供が乗れるようにするためには全年齢補償に変更する必要があります。年齢条件を変更すると、それだけ車を運転できる人の範囲が広がりますので保険料が高くなるのです。

運転者限定の変更があったから

運転する人の範囲を決めることで保険料が安くなる仕組みがあります。これは運転者限定というものです。運転者限定は主にこの3つです。

・本人夫婦限定
・家族限定
・運転者限定なし

先ほどの例でいうと、もともとは運転するのは夫婦だけだったので本人夫婦限定にしていたものを子供が運転できるよう家族限定に変更する必要があります。

運転できる人の範囲が広くなればなるほど事故のリスクが上がりますので、必然的に保険料は高くなります。

見直せば保険料を安くできるかも!

誰が一番車に乗っている?

ここで問題です。

ご主人名義で購入した車があります。ご主人は週1回家族でのドライブの時に乗ります。奥さんは週5回ご主人の送迎や買い物のために乗っています。同居しているお子さんが最近免許を取って週3回練習のために運転するようになりました。さて、この車の自動車保険では誰が記名被保険者になるでしょうか?

先ほども書きましたとおり、自動車保険の対象である車に一番多く乗る人のことを指します。つまりこの答えは奥さんです。

なぜこのような問題を書いたのかというと、実は記名被保険者が一番乗る人でない契約をしている人が多くいるからです。なんとなく同等条件で更新していて内容が変わっていることに気づかないことが原因だと思われます。

自分の契約はきちんと一番乗る人になっているのか確認してみてください。

記名被保険者を変更すると安くなる?

記名被保険者を変更すると保険料が安くなることがあります。リスク細分型自動車保険には「記名被保険者年令別料率区分」というものがあるためです。

記名被保険者の年令で保険料が決まる制度です。運転者年令条件を「26才以上補償」または「35才以上補償」でご契約した場合は、始期日時点の記名被保険者の年令に応じた記名被保険者年令別料率区分の保険料が適用されます。

出典:

www.ms-ins.com
記名被保険者年令別料率区分は30歳から39歳、40歳から49歳というように10歳刻みで分けられています。
同じ車の保険であっても記名被保険者が45歳のご主人になっている場合と38歳の奥さんになっている場合とで保険料が違ってくるのはこの料率の違いによるものです。

記名被保険者は更新の時だけでなく、契約している期間中いつでも変更することができます。ただし新しい記名被保険者が下記に当てはまる場合です。それ以外の人に変更する場合は新規契約をしなければならないことがあります。

・現在の記名被保険者の配偶者
・現在の記名被保険者の同居の親族

免許の色で保険料が違う!

ゴールド免許とブルー免許またはグリーン免許とでは保険料が違ってきます。これは無事故無違反であるゴールド免許を持っている人は事故を起こしにくいだろうと保険会社が判断して保険料を安くしているからです。

免許証の色は記名被保険者が持っている免許証で判断します。仮に現在ブルー免許の契約になっていて主に運転する人がゴールド免許であれば、保険料が安くなることが予想されるので見直す価値は十分にあるでしょう。

商品の種類によっては免許証の色による割引がないものもありますので、契約内容が分からない場合は保険会社や保険代理店に問い合わせて確認してみましょう。

年齢条件を変えなくてもいい場合がある!?

子供が免許を取ったら大幅に保険料が上がるということを書きましたが、年齢条件を変えなくても子供が乗れるようにできる場合があります。子供が「別居の未婚の子」に該当する場合です。

年齢条件は次の3つに当てはまる人のうち最も若い運転者にあわせて設定します。

(1) 記名被保険者(ご契約のお車を主に使用される方)
(2) 記名被保険者の配偶者
(3) 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族

出典:

with.sonysonpo.co.jp
ご主人が50歳、奥さんが45歳、子供が18歳という家族がいるとします。

子供が同居していれば最も若い運転者は子供になりますので年齢条件は全年齢補償にしなければなりません。しかし子供が進学などで一人暮らしを始めれば別居になり、最も若い運転者は奥さんになります。すると年齢条件は35歳以上補償にすることができます。

ただし運転者限定の家族限定は別居の未婚の子も含まれますので、別居している子供が乗る場合には家族限定または運転者限定なしに設定する必要があります。

また、子供が再び同居するようになったら忘れずに年齢条件を見直して補償される内容に変更しましょう。



まとめ

記名被保険者を変更したり年齢条件を見直したりすることで保険料が安くなることがあります。

内容が分からないからといっていつも同じように更新していると保険料を払いすぎている、また補償がもれてしまっているかもしれません。自分にぴったりな補償の保険に入っているか調べてみましょう。

本記事は一般的かつ筆者個人の調査による情報です。適用法令等の改正、前提事実や個人状況の違いおよび変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。
従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。