貧乏でも結婚はできる?幸せ?体験談から「幸せ」を考えてみた

「結婚と恋愛は違う」とか「愛よりお金」とはよく聞く話ですが、実際はどうなのでしょう?貧乏と結婚の関係について、実際に結婚している人たちの体験談をご紹介します。



貧乏と結婚の関係

結婚について語る際に、お金のことをセットで持ち出す人は、少なくないと思います。貧乏でも結婚はできるのか?結婚したら貧乏になるのか?これから結婚を考える人にとっても、既に結婚して「自分だけ!?」と不安になっている人にとっても、実際みんなどうなのかというのは、気になるところですよね。

結婚というのは届け出によって成立するものなので、貧乏でも結婚できるかと聞かれれば、結論としてはできます。ただ、当然問題になるのは、その後のことですよね。よく考えれば、日本人のなかには、ほんの数十年前の戦後貧しい時代でも、結婚をし、たくさんの子どもを産んで仲良く暮らしていた家族がたくさんいたわけです。間違いなく当時より豊かになっている現代において、なぜこれほど結婚に慎重になっている人が多いのでしょうか。 一つには、全員が貧乏だった時代とは違い、いわゆる格差社会だからこそ出てくる問題であると言えます。誰と結婚しても貧乏、というよりそれが普通のレベルだと思っている状態なら、お金は結婚においてそれほど大きな決定要素にはならないでしょうが、お見合いや身分の差などもなく、ある意味誰でも選べる状態で、かつその選択によって自分の人生が全く違ったものになるからこそ、親や友人が干渉してくるほどの問題になるというわけです。

また、生活に最低限必要なお金が増えたというのも、結婚とお金を結びつけて考える一つの要素でしょうね。「携帯電話なしでは普通の生活を送れない!」「塾に行かなきゃ受験には対応できない!」なんて、ちょっと前には考えられなかった感覚です。必要なものだけで収入のほとんどを使ってしまうとなれば、結婚というのはよほど我慢を強いられるものなのではないかと考える人が多いのは、当然かもしれません。

ただ、何においても、理屈と実状は違うもの。実際、結婚した人はどう思っているのか。リアルな意見を参考にすることで、あくまでもご自身の納得のいく結婚ができるように、また、結婚後の貧乏生活に嫌気がさしている人も、果たして今の生活は悪いものなのか、そうだとしたらなにか打開策はないのか、冷静に考えられるように、目を通してみて頂きたいと思います。



貧乏と結婚に関する事例・体験談

ここでは、断然体験談の多い女性に絞って、貧乏な人と結婚して後悔している人や、結婚して貧乏になったと感じている人、またその全く逆の人など、いろんなパターンをご紹介していきます。さて、あなたはこれらを読んで、どう感じるでしょうか?

貧乏な旦那との結婚を後悔

A子さんには、子どもはいませんが、夫婦共働きでも年収は300万円ほどで、毎月カツカツの生活に、子づくりどころではありません。プライドが高く、女を容姿でしか見ない元カレに嫌気がさし、今の旦那様の人柄に惚れて結婚しましたが、どんなに旦那のことが好きでも、やはりお金がないと辛く、落ち込むことも多いそうです。

使えるお金は減ったけど幸せ

B子さんは、結婚前までは実家暮らしで、収入はほとんど、洋服や趣味など、自分のために使っていました。結婚を機に退職してパートを始めましたが、家賃や生活費などにお金がかかるため、自由に使えるお金は随分減りました。服はバーゲンすらあまり買わないし、Tシャツは1,000円でも悩むレベル。でも、大好きな人と一緒に暮らすことができて、とても幸せです。

旦那の金遣いが荒い

C子さん夫婦は、まだ子どももいないので、共働きでそれなりに収入はありますが、とにかく旦那様の金遣いが荒く、結婚後も何かと理由をつけて飲み歩いたり、ギャンブルで負けてきたりするそうです。2人が共通の財布から支出をしていると、世帯収入が増えたはずの結婚後の方が、貧乏になっている気がするC子さんですが、旦那様は「自分で稼いだ金なんだから」と、飲み歩くのをやめません。

医者と結婚して生活が楽に

D子さんは、結婚前は一人暮らしのOLで、20万円の月収から8万円の家賃を支払い、それ以外にも何かとお金がかかるため、余裕のある生活ではありませんでした。お医者さんと結婚し、一気に月収80万円の生活。家賃や光熱費などは出してもらえるからそれだけでも楽だし、好きなものにもお金をかけられる。結婚相手によって女の人生は決まると感じています。

働かなくていいのはラッキー

E子さんは、独身時代はOLをしていましたが、特に仕事にやりがいを見出せるタイプでもなく、ただ周りと同じように学校を卒業して働いていたという感じ。働きにでなくていい専業主婦は憧れの生活でした。確かに結婚後は、自分の好き勝手にお金は使えないけれど、働く苦労に比べれば何でもないので、特に不満はありません。

月収20万円で2人の子育て

F子さん夫婦には、2人のお子様がいますが、旦那様の手取り月収は20万円。それだけではやっていけないので、F子さんも夜だけ居酒屋にパートに出ていますが、そんなものは簡単に子どもの塾代に消えてしまい、あくせく働かなくても余裕のある生活ができている専業主婦に憧れます。

旦那の借金

G子さんは結婚後、旦那様に、親戚や消費者金融などから合計300万円ほどの借金があることを知りました。自分が返す義理はないけど、消費者金融からの催促のハガキは届いて気持ちのいいものではないし、親戚からは、お金も返さずにのんきに結婚式まで挙げていることを良く思われていないようで、なんだか落ち着きません。協力してすぐに返せるほどの収入もないし、どうしてよいものかと頭を悩ませています。

小遣いがもらえない

H子さんは、結婚して専業主婦になり、旦那様の収入は月収60万円。周りからは、何不自由ない暮らしをしているんだろうと思われているけれど、実はH子さんはお小遣いがもらえません。それどころか、給料のなかから食費として手渡されるのは月3万円。収入が多いからと言って優雅な生活を送れるとは限らないということを、実感しています。

旦那の病気で収入ダウン

J子さん夫婦は、結婚に耐えうるだけの貯金をし、結婚後も共働きをしていたので、お金の不安はなく、ほどなく子どもも授かって、幸せに暮らしていました。しかし、その後旦那様が病気になり、フルタイムでは働けなくなってしまいました。なんとかJ子さんの収入で生活はできているけど、もちろん余裕はないし、旦那様の元気な姿を見られず、家族全員が精神的にも不安定です。

貧乏に順応してきた

K子さんは、結婚を機に仕事をやめ、今は旦那様の月収20万円とご自身のわずかなパート収入で、お子様も一緒に生活しています。何でも楽しめるK子さんは、そもそも結婚によって生活が変わるのは当然だと思っていたので、自分のために使えるお金がないとは言っても、貧乏にも慣れるものだと感じています。自然と、物欲や独身の頃好きだった旅行への興味もなくなって、今は工夫して節約するのを楽しんで生活しているようです。

貯金ゼロで結婚

L子さんも旦那様も、独身時代は収入が少ないうえに入ってきた分は自分の好きなものに全て使ってしまうタイプだったので、貯金はゼロ、それどころか借金もありました。しかし、ある日2人の想い出の場所に新しく結婚式場ができることを知り、テンションが上がってしまったL子さんは、結婚式の予約をしてしまい、それに合わせて結婚することに。

双方の親には呆れられましたが、幸いL子さんの家庭は経済的に余裕があり、結婚式の費用も祖母が結婚資金にと貯めてくれていたお金で行うことができました。L子さんは、自分たちでやりくりできるに越したことはないけれど、お金の問題は後から何とでもなるから、借りられる助けはありがたく借りて、今しかできないことをやりたいと考えています。

結婚当初は手取り13万円

M子さんが結婚した時は、旦那様の手取り月収は13万円。事務職のM子さんの給料の方が高かったそうです。しかし、そんな旦那様の月収も、今では3倍になりました。M子さんは、若い頃だからその月収でも結婚できたのかなと笑いつつ、結局はもし当時に戻れたとしても、好きだからまた結婚してしまうだろうなと思っています。

親の反対を乗り越えて結婚

N子さんの彼氏は、定職に就かず、数ヶ月ごとに仕事を変える人だったので、家族や友人からは別れを勧められていました。しかし、彼が少し落ち着き、N子さんの両親にちゃんと養っていくことを誠実に伝えたことで、結婚を認めてもらうことができました。結局、彼は結婚後も何度か転職をしていて、家計が苦しいこともありますが、N子さんは、この時代に一つの会社で勤め上げるのがいいとは限らないし、主婦でも稼げる方法が増えているから支えあえばいい。旦那なりの考えで動いているんだから、それを尊重しようと思えています。

まとめ:貧乏でも幸せになるために

さて、以上を読んで、どう感じたでしょうか?「そんなに大変なら結婚なんてしたくない!」と思った人も、「収入があれば安心というわけでもないんだなあ」と驚いた人もいるかもしれませんね。最後は、いろんな体験談を踏まえて読み取れることを、著者なりにまとめていきたいと思います。

金持ちも貧乏もどうなるかわからない

結婚する時点でのお互いの状況がその先も続くという保証は、全くありません。自分やパートナーが病気になることや、最悪の場合は亡くなることだってあるかもしれません。どんなに真面目な会社員でも、会社の業績悪化や倒産によって、収入がなくなったりカットされたりすることは、いくらでもあり得る話です。

逆に、結婚の時点で貧乏だからと言って、ずっと貧乏とも限りません。年功序列でどんどん給料が上がっていく会社に勤めていることもあれば、雇われの仕事は続かなくても起業して大儲けする人だっているかもしれません。

そんなことを言い出したら、結局どうしていいかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。未来は誰にも予測できませんから、大事なのは、どうなるかわからないということも織り込み済みで結婚し、いざという時でも、誰かを責めたり文句を言ったりせずに済むだけの心の準備をしておくことです。

何を大事にしたいか

同じ貧乏結婚生活でも、楽しめる人と不安や愚痴をこぼす人に分かれるのは、それぞれの結婚観の違いによるものだと考えられます。結婚をすれば、確実に少しは生活が変わります。まず、それに気付かずに、自分の花嫁姿や赤ちゃんを抱いている姿だけを妄想して結婚しようと思っていないか、考えてみて下さい。結婚を考えている相手との生活がどんな感じになりそうかは、冷静になればいくらか予測できると思います。

そのうえで、自分が絶対に譲れない条件をクリアしているかというのは、大事なポイントになります。なかには、友達とカフェに行くのが一番の趣味なのに、旦那様に「デザートに1,000円もお金をかけるなんて」と文句を言われ、自分の楽しみにまで気を遣わなければいけないことに、本気で嫌気がさしてしまう人もいます。結婚を考えるに当たっては、結婚しても絶対にやめたくないことを続けられそうか、あるいは絶対にやりたくないことを強制されなさそうかを考えましょう。

絶対に仕事を続けたい女性にとっては、相手にいくら収入があっても、専業主婦を強制してくるようでは、上手くいきませんし、絶対に優雅な専業主婦生活をしたいと考える人は、貧乏な相手と結婚したところで、満足できません。逆に言えば、相手にいくら借金があっても、「これから2人で働いて返していこう」と本気で思えるなら、何の問題もないのです。

世間の「こういう人と結婚すべき」だとか「こういう人はやめた方がいい」という意見はあくまでも一般論で、経験したこともないのに言っている人も多いです。あくまでも、自分がどうしたいかを基準に、納得のいく選択をしたいですね。

心の持ちよう

隣の芝生は青いと言いますが、外から見れば何の問題もない、あるいは羨ましいような状況でも、ないものねだりをしてしまうものです。数々の意見のなかには、「自分は離婚してシングルマザーになり、実家にいるから経済的にはなんとかなっているけど、いくら貧乏でもパートナーと支えあえるなんて羨ましい」というものもあります。

どんな状況でも、工夫次第で楽しめるものです。あら探しばかりして今ある幸せを見落としていないか、文句ばかりで解決法を考えていないのではないかなど、振り返ってみるのも大切です。そして、どうせなら今の状況を楽しんでみましょう。どれだけのお金で1ヶ月過ごせるかチャレンジしてみる、今までより1日200円節約しようという気でゲーム感覚で過ごしてみる、お得な買い物の仕方を調べてみるなど、やり始めると、貧乏生活を楽しみつつ、そこから少しずつ抜け出せるかもしれません。

女性が稼ぐ

これからの時代、ここは結構重要なポイントになるのではないのでしょうか。昔とは違い、家事といってもほとんど機械が自動で行ってくれるので、専業主婦でも一日中家事をやっているということはないでしょう。貧乏が不満であれば、自分で稼げばいいのです。インターネットが普及した現代では、下手をすると、会社員の旦那よりも在宅で仕事をしている奥さんの方が稼いでいるということも起こり得ます。

もちろん、パートに出るのでもいいし、在宅ワークをするのでもいい。株の運用を学んで、旦那様の給料を元手に、お家でお金を殖やしている専業主婦もいます。趣味や資格を活かして、教室を開いたり、相談業務を行ったりするなら、内容によっては子連れでもできるかもしれません。今は誰でもプチ有名人になれる時代ですから、とりあえずブログなどを書いてみるのもいいかもしれません。貧乏の経験が、他の人の役に立つことだってあるのです。

貧乏だと嘆くだけでは、何も状況は変わりませんし、そうでなくても、旦那様にもいつ何があるかわかりません。自分にも何かできないか、というのは、ぜひ持っておきたい視点ですね。 以上、貧乏と結婚の関係についてまとめました。結婚は「おめでとう」と言わない人がいないぐらい、おめでたいはずのもの。それを生かすも殺すもあなた次第です。結婚している人も、これからの人も、理想の結婚生活を描き、それに足りないものがあるなら対策を考え、一歩踏み出しましょう。