借金してしまった主婦、収入ナシでどうやって返済する?裏事情

貸金業法的から言えば収入のない方へ本来は貸せないはずなのですが、何故か「主婦」は貸付OKになっています。貸す側は主人の与信で貸付をしているらしいのですが、実際、専業主婦は基本的に収入がありませんので、借りたお金を返せるはずがないのです。それでも主婦に借金をさせようとしている広告が目立ちます。そんなウラ事情を探りました。



主婦の定義

主婦、ってなんなのでしょう

そもそも「主婦」とは?言葉の意味を考えてみましょう。辞書などを引けば「主婦とは家事や育児を主にする女性」と解説されているようですが、では「主に」ってどういうこと?になることと疑問に感じる方も多いと思われます。「主に」とは別の意味では「他に」の反対語といえます。したがって「主に主婦」っと「他の主婦」に大別しても良いような感がします。

「主としてある主婦」は恐らくは「専業主婦」であり、「他に属する主婦」は「兼業主婦」と大きく分けても問題はないでしょう。専業であるならば主婦そのものが職業であると言え、他に属しているのなら兼業、つまりはパート労働などをしながら家事や育児をしている方を示す言葉として捉えてもよさそうです。

世間一般的には「主婦」は「専業」であると考えがちですが、「兼業で」であろうとも主婦といえることが多く「主婦」には無収入の女性とある程度の収入のある女性に分別することができるのではないでしょうか。



主婦が借金に至る理由

借金と無借金との境界

では「借金」と「無借金(少し表現がおかしいですが)」の境目はどこにあるのでしょうか。「借金する=お金が手に入る、無借金=現状でなんとかする」という解釈が一般的かもしれません。お金があれば幸せを勝ち取ることが出来、お金が無ければ幸せにはなれない、とイメージする人が多いのではないでしょうか。

しかしお金があれば本当に幸せになれるか、といえば必ずしもそうは言えないという考えもあるでしょう。

理論はともかく、現実を考えなくてはなりません

貸金業法から言えば無収入の人にはお金を貸してはいけないのです。その上限額は年収の1/3か月収の1/3です。ですから専業主婦は借りることが出来ず、パート労働している主婦は年収が103万なら34万くらいまでなら借りれそうです。

では専業主婦の場合は夫の年収の1/3までは借りれるという除外・例外規則があります。これも男女間差別の賜物といってよさそうですが、本音と建て前の違いなんじゃないかと勘ぐってみたりもできそうですね。

その陰にはいろんな思惑があることでしょう。

総量規制の例
参照元:日本貸金業協会(2015年10月、著者調べ)

借金で困っている主婦へ

解決法

ここで借金をしてしまった理由を考えるのは無駄と考えられます。なぜなら、夫の稼ぎが悪い、自分も欲しいものがある、人並みに楽しみたい、等そのすべてが自分の欲望を満たすためのものであるからだ、となるからだと考えられるからです。ですから「なぜ?」は割愛せざるを得ません。

夫に内緒で作ってしまい、破たんが見えてしまったらます考えなければいけないのが「債務整理」です。原則として借金の事実は他の人に分かってしまうのは貸金業法でも規制されていますので、夫に内緒で「債務整理」をすることは可能だと期待できます。

債務整理には4つの方法があります。

・自己破産
・特定調停
・任意整理
・個人再生

ですが、個人再生は基本サラリーマン対象ですから、自己破産、特定調停、任意整理の3つに絞られます。このなかでも自己破産と、特定調停は裁判所からの通知が来ますのでご主人に見られてしまう危険が高いですから、ここは弁護士、司法書士を通した任意整理が一番内緒で解決可能な方法だと言えます。

任意整理は、裁判所は一切通さずに、弁護士や司法書士が、あなたと貸主の間に入り、毎月の支払額や借金の減額について調停をしてくれるのです。そして数カ月後に同意文書が出来ればお互いサインして終了です。全ては闇からはじまり闇のまま終わりを迎えることが可能でしょう。

任意整理を徹底解説
参照元:任意整理を徹底解説(2015年10月著者調べ)

パチンコ依存症にはご注意

例え、債務整理が滞りなく終了しても、もし借金の本質が「パチンコ」だった場合、再び借金をしてしまう可能性が高いといえるでしょう。他の人に聞いてみると意外な答えが返ってくる場合があります。それは、「トータルして負けているのは分かっとる。でも勝った時の喜びは忘れられん」でした。

打っている方は実は一番分かっていたということです。損をしているのは勝った時のためのストレスなのでしょうね。で、勝った時はそのストレスが全部一気に無くなって充実したわが人生、とでも感じているのでしょうか。なんかとても切ない感じが残ってしまうでしょう。

しかし、一旦そのスパイラルに陥ってしまうと抜け出すのは容易でないことはお分かりいただけると思います。それではいくら債務整理を行ったとしても、貸してくれる会社はいくらでもあると聞いています。例え、この記事を読んでいても他人事のように捉えてしまうでしょう。



まとめ:第三者の協力が必要

家庭内解決の限界

基本的に依存症になってしまった人を家族が自力で解決するのはとても難しい問題だと思います。ご主人が説得を試みても本人は抵抗するかもしれません。

そんな時は、冷静で客観的に判断できる第三者の力を借りるのがいいのではないかと思います。まずは手始めに心療内科を受診してみることも解決策の1つでしょう。

他には、本人にこれはやっていて楽しいと感じてもらえるような趣味を考えてあげたらいかがでしょうか。特にカラダを動かすような運動系がいいのではないかと思われます。運動の効果は意外な一面があり、食欲を感じさせなくしたり、終わったあとの充実感がありますので勧めてみて下さい。

※本記事は一般的な情報に過ぎず、適用法令等の改正、前提事実や個人状況の違いおよび変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。