初めてのローンなら!サルでも分かる基礎知識とローン比較まとめ

ローンを選ぶ際には何を重視しますか?金利?それともローンの中身?金融機関の名前?確かにとても重要なことです。ですが、もう一つ見ていただきたいものがあります。日々進化するローン特典とローンの選択知識をセットで教えます。



ローンを活用しよう!

面白ローンの話に入る前に、少しローンの基礎知識についてお話します。

家のように高額なものを購入する際や、急にお金が必要になった時にローンは有用な手段です。また、税金を含め、自分のお金を管理したい、一定額ずつ支払う形で残高管理をしたいという場合もローンは有用な手段となります。

唐突に冠婚葬祭が重なってしまえば、いかに賢い主婦でも赤字を免れることができません。「あの、亡くなるなら来月に……」と言えるはずもなく、人間に操作できない生死にケチをつけるわけにもいきません。人の生き死ににお金をケチるわけもいかず、人情や人と人とのお付き合いが必ず絡んできますよね。

家を買うにしても、家庭を持ってすぐにぽんと数千万円を一括で支払うことのできる人は少ないでしょう。ですが、支払いを月々に分割すれば支払できるという方は多いはずです。そんな時もローンはとても有効な方法です。家を一括で買うためにお金を貯めていたら、かなりの高齢になってしまうことでしょう。また、ローンを組むことにより狙える減税措置もあり、資金管理をする上では計画を立てやすいという面もあります。

■急にお金が必要になった
■高額なものを買うための資金調達
■減税措置を狙う場合や資金管理

こんな時にローンは特に有用な方法であるといえます。

住宅ローン減税制度の概要 : 財務省
住宅ローン等を利用してマイホームの取得等をした場合で、一定の要件を満たすときは、その取得等に係る住宅ローン等の年末残高から計算した金額を、所得税額から控除することができます参照元:財務省(2015年11月、著者調べ)

No.1213 住宅を新築又は新築住宅を購入した場合(住宅借入金等特別控除)|所得税|国税庁
参照元:国税庁(2015年11月、著者調べ)



ローンの種類

ローンには「資金が必要な目的」によって様々なローンがあります。また、ローンによっては色々なローンの特性を併せ持っているものもあります。

金融機関ごとにそれぞれ特色のあるサービスを打ち出しており、それぞれの金融機関がどんなローンサービスに力を入れているかによってターゲットして取り込みたい客層から現代日本のトレンドまで推察できてしまいます。例えば女性向けの特典が多い住宅ローンを打ち出しているなら、三十代や四十代のお一人様女性のマンション購入者をターゲットにしたいのだな、という感じです。

ローンは「住宅ローン」「教育ローン」「カードローン」といった種類に分けられる他、同じローンの種類でも各金融機関で幾つかの種類を提供していることが多いです。

A銀行の住宅ローンといっても、一種類ではなく三種類、多いところでは四種類や五種類の住宅ローンを提供していることがあります。それぞれのローンの細かな部分まで説明すると、世に数百は下らないそれぞれの金融機関のローン全てを紹介することになりますので、ここでは簡単に、住宅ローンや教育ローンといったローンの大まかな種類別にご説明します。

カードローン

カードローンは生活している中で少額のお金に困った際に有用なローンです。

お金の使用目的は厳しく決まっておらず、急な冠婚葬祭から自動車の購入、家の修繕費用、事業費用まで幅広く活用することができます。また、カードローンの中には収入証明書が不要なものや収入のない専業主婦でも借り入れOKの場合がありますので、他ローンの条件に合わない場合でもカードローンなら大丈夫という場合がけっこうあります。

審査も非常にスピーディで、早いカードローンなら、午前中に申し込めば午後には審査結果が出ることもあります。遅くても二週間といったところでしょう。

カードローンは、10万円なら10万円という枠内で自由に貸し借りができるローンです。例えば今日1万円借りて、翌日すぐに返済し、その翌日に2万円借りる。このように、枠内であれば比較的自由に貸し借りをすることが可能です。枠だけとっておいて借りないということもできるので、いざという時のために申し込みだけしておくという手もあります。

カードローンは急遽お金が必要になった場合に重宝するローンです。また、他ローンを自己名義で活用することのできない専業主婦の強い味方といえます。家族に内緒で借り入れをしたい場合もカードローンが最も向くローンと言えるでしょう。

ただし、デメリットもあります。目的が厳しく定まっておらず、収入要件なども非常に低い。そして、内緒で借りることもできる反面、金利が比較的高く設定されている場合が多いです。条件や審査が緩やかなら金利は高め。これは全てのローンに通じる原則のようなものなので、覚えておいていただきたいと思います。

キャッシング

キャッシングはカードローンと同じような特性を備えた資金調達方法です。条件や審査が比較的緩やかで、家族に内緒で借りたい時に重宝します。また、審査が早くすぐにお金が必要な時も頼ることができます。

カードローンとの違いは、お金の借り方と返し方です。カードローンは決まった枠内で貸し借りをしますが、キャッシングは主に一括で借りて一括で返す方法を指します。枠ではなく、10万円借りて10万円返す、といった感じです。

金利に関してもカードローンと異なっており、一括で借りた分に利息を付す形になりますから、一括で借りる額によってはカードローンより金利分が安くなります。

住宅ローン

家や土地の購入を目的としたローンが住宅ローンです。

家に関係のあること、例えば家具の購入が借入れ目的に合致するかはそれぞれの住宅ローンによって異なりますし、最近ではリフォームローンの機能も備えた住宅ローンも見受けられます。お客さんが借りやすいように、借入の際の目的を広くしている傾向が、近年どのローンにも見られるようになりました。住宅ローンも同じで、住宅に関することであればOKで借り入れ目的を広くしているローンもあります。

住宅ローンは、金融機関が目的(家や土地の購入など)のために必要であろうと設定している借入可能額の幅が大きめで、個人で借りるローンの代表格であり、また、個人の生活面で見れば最も借入額の大きなローンでもあります。返済期間も長く、審査も厳しいことが特徴です。反面、住宅ローンを借りることにより減税を受けることができるのと、各金融機関特有の「特典」を多く受けることができるのも特徴です。

マンションなども住宅ローンの守備範囲ですが、金融機関によっては住宅ローンの他に集合住宅用のローンサービスを打ち出しているところもあります。

リフォームローン

リフォームローンは名前通り、家の修繕などにお金が必要になった場合に借り入れることのできるローンです。金融機関によっては雪害に対しても借り入れが可能な場合もあり、家の修繕だけでなく、庭の整備や車庫の修復などにも利用可能です。

リフォームローンは単独で申し込みができる場合と、住宅ローンにリフォームローン的な機能が含まれている場合や住宅ローンの特典として付属している場合などがあります。リフォームは住宅を購入するより必要額が小さいので、カードローンや目的を厳しく定めていない他ローンと比較して一番自分に合っていて、条件が良いと思われるものに申し込むのが良いでしょう。

なお、最近は住宅ローンやリフォームローンの兄弟のようなローンとして空き家対策に特化したローンや空き家解体ローンなどが各金融機関から出ています。空き家問題を受けてのローンですが、同じ家でも人が住んでいない場合は空き家ローンも合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

自動車ローン

自動車を購入するためのローンです。住宅ローンよりは控え目ですが、ロードサービス系の特典がついていることがあり、自動車という目的があれば使い勝手の良いローンです。審査も比較的早く、住宅ローンなどに比べれば審査も緩やかです。

自動車ローンで借りたい必要額も、カードローンや他目的を厳しく定めていないローンで用立てることもできるため、金利や条件、特典などで比較して、自動車だから自動車ローンと定めてしまわずに検討するのが良いでしょう。

教育ローン

学費などの学校に関わる出費をフォローするためのローンです。学費だけでなく、子供が通学のために住むアパートや寮の費用も教育ローンでカバーすることができます。最近では教育ローンと銘打たれていても、かなり関連性が薄い部分までフォロー可能なローンも出ています。

一時的な学費の不足分や生活費の欠損を埋める場合はカードローンや他目的の定まっていないローンで借り入れをするという手もありますが、まとまった学費を工面したいという場合は教育ローンを活用するほか、奨学金とも目的が競合することになります。また、同じ教育ローンでもカードローンタイプの教育ローンも出ています。

事業者ローン

事業を営む人、またはこれから事業を興そうとしている人に対するローンサービスです。事業の資金に対するニーズに対応可能ですが、審査や手続きが厳しい傾向にあります。住宅ローンと同等かそれ以上に借入額の多いローンだからです。

また、事業者ローンと一言で言ってもそれぞれの金融機関で展開しているサービスは様々です。中小企業をメインターゲットにしたローンや、若い企業者向けのローン、女性起業者向けローンなどもあります。事業者向けの融資は日本政策金融公庫などでも多数取り扱っており、金融機関と競合する形になります。サービスや手続き、金利の面などで比較して決めると良いでしょう。

その他ローン(フリーローン)

金融機関では、この他に特に目的を厳密に定めていないローンも取り扱っています。カードローンのパワーアップ版と考えれば分かりやすいと思います。

その他のローンの特徴は、単独で借りられる場合と、他ローンの特典として借りられる場合の二パターンがあるという点です。住宅ローンなどの借り入れ額の大きなローンを借りてしまうと、他ローンを借りたくても審査の段階で「あなたはもう住宅ローンで高額を借りているでしょ!」とお断りされてしまうことが少なからずあります。ですが、家の壁が台風によって損害を受けた場合など、急にまとまったお金が必要になることもあるでしょう。そんな時に重宝するのがこのフリーローンです。

特に住宅ローンの特典として数百万円単位を工面することのできるローンがついている場合があります。住宅ローンなどの高額のローンを利用している時は有りがたいローンと言えるでしょう。

ローンを検討する際の3要素

ローンは条件を満たし、自分の目的に合致しているからといって簡単に決められるものではありません。なぜなら、お金を借りることには変わりないので時間がかかっても全て返済しなければなりませんし、返済額は100万円借り入れたなら100万円に利息を付して返済する必要があるからです。結果的に100万円で買えたはずのものを100万円以上のお金を出して買うことになるのですから、高上りになることは間違いありません。

ですが、急にお金が必要になった時は、特に冠婚葬祭などの場合は「今月お金がないから来月にして」とは言えませんよね。どんなに上手くやり繰りしてもマイナスが出てしまう月はあるものです。その場合、「お金を借りるのはなあ……」と悩むこともあるでしょうが、別の視点で見ることも重要です。

即ち、お金の価値とは、今と未来では同じではないということ。そして、人間関係が関わる場合は、例えば1万円を御霊前として包むとして、必ずしも1万円の価値ではないということ。ローンを借りる場合には具体的な金額だけでなく、払った場合と払わなかった場合の金額換算できない人間関係と現在のお金の価値と将来的なお金の価値をも比較する必要があります。

お金がなくてご祝儀が包めない。包むならば申し込みから借入までスピーディなローンを組む必要がある。けれど、御祝儀を包まずローンで借り入れをしないという選択肢もある。さあ、その場合、人間関係への影響と1万円の借り入れ、将来的にローンに返済する金額を全て天秤にかけて決めることになります。

色々考えて、結果的にローンを利用すると決めた場合は、自分が金融機関側の提示している条件を満たしているかを確認した上で、3つの要素を重視する必要があります。

■金利
■手続き
■特典

金利

金利はローンの利用を決める際、そしてどのローンを利用するか決める際の重要な要素です。0.1%よりだったら0.09%の方が借入金額に付される金利が少ないわけですから、例え0.01であっても少ない方がいいに決まっています。高額を借り入れるなら0.01の差はかなり大きいと言えるでしょう。

しかし、各種ローンサービスの現状として、ほとんどのローンは金利に幅を設けています。例えば0.14から0.18の間で決定ですとか、幅を設けてそれぞれの人の借入金額やその金融機関の他のサービス利用状況により金利を決定することになります。

ローンサービスによっては変動金利と固定金利を選択できることもありますが、少額の借り入れをターゲットにしたローンには変動金利と固定金利の選択制はほぼ用意されていません。ただし、二回目以降の借り入れに対しちょっとした返済方式や金利計算において優遇するサービスを設けているところもあります。

個人的に、ローンを検討する際は個人で金利に悩まずに金融機関に相談することをお勧めしたいです。金利計算は自分でもすることができますし、金融機関のホームページで試算したり、見積もりのようなものを出してもらうことも可能です。ただし、他サービスの利用状況によって金利が優遇されることもあるため、直接金融機関の窓口に足を運んできっちりと計算してもらうことをお勧めします。自分で計算するよりかなり詳細に金額を出すことができますし、間違いも少なく、何より「今後のこと」を教えてもらうことができるためメリットがあります。

金融機関では定期的にローン関係でキャンペーンをしていることが多いです。ですから、自分で計算して、という形で時間を取るよりだったら金融機関に検討しているローンの返済期間や借入希望額を伝えて試算してもらい、その上で「今後、キャンペーンの予定はないですか?」とも確認してみましょう。近い内に金利優遇キャンペーンや各種特典のつくキャンペーンが決定していれば、「今借りるよりキャンペーンの時に借りた方が返済額が少しですが少なくなりますね」「今より特典は多いですね」という話になると思います。

近い内にキャンペーンがなくても、毎年どの時期にどんなキャンペーンを行っているか行員はきちんと把握していますので「確定ではないですけど、毎年夏や冬には出ますよね。今年の分はまだ決まっていないんですけど、大体この時期になればキャンペーンがあるか分かりますよ」ということは教えてくれると思います。

どうせ借りるなら金利は少なく、特典は多く!厚かましいと言うことなかれ、やっぱり重要なことだと思います。自分で金利の試算をすることもできますが、情報収集も兼ねて金融機関にローンの見積もりを出してもらうことは是非ともお勧めしたいところです。

手続き

手続きの簡単さ、難しさはローンを選ぶ上で重要な要素です。同じ住宅ローンであればA銀行とB銀行で提出書類や手続きが異なることはまずありません。ですが、「最終的に住宅関係でお金を用立てることができればいい」のであれば、あえて住宅ローンにこだわる必要はありません。幾つかのローンが候補として立ち上がることになります。

住宅関係のローンであれば、住宅ローン、リフォームローン、カードローン、そして金融機関それぞれで展開している目的を定めないローンなどが候補になります。資金を用意できればいいわけですから、一つのローンにこだわる必要はないということです。この中で手続きの面倒さ、簡単さ、条件、金利や特典を比較し、最終的に自分の資金調達目的に合ったローンを見つけることができればそれに越したことはありません。

中でも手続きは、比較の際に金利と並ぶ大きな要素となります。

家族に内緒で資金を用立てたいという場合は、住宅ローンやリフォームローンはまず無理です。提出書類も多く、審査も厳しめになっています。内緒で借りたい人で自分に収入のある人は比較的借入額が多いけれど単独で借りることのできる目的を定めていないローンを検討できるでしょうし、収入がなくかつ家族に内緒で借りたいという方はカードローンが手続き的な面でも、内緒にしたいという面でもニーズに合致しています。家族と話し合いながら決めたいという人は住宅ローンやリフォームローンを比較して決めても良いと思います。

それぞれのローンごとに手続きが異なります。必要な書類も変わってきます。借入金額が少なく設定されているローンサービスでは、他ローンでは必須とされている書類も不要とされている場合があります。ですから、手続きの難しさ、必要な書類、審査の厳しさや傾向を事前リサーチし、その上でローン種類の枠を超え、「お金を調達できればいい」という気積りで検討することが必要になります。

手続きや条件、書類が自分には無理そう、難しそう、と思うなら、あっさり手のひらを返して別ローンを検討してしまえばいいですよ。

特典

そのローンを利用することでどれだけの特典があるか?これは重要なことです。

ローンを利用する際に金利の部分はほとんどの方がチェックしていると思います。しかし、特典部分はさほど重視していないのではないでしょうか?特典と言われて思いつくのは、ティッシュペーパーやサランサップという方が少なくないのでは?

ですが、いやいや、最近のローンは凄いですよ。もしもの時に住宅ローン残額が0になるという保険は基本として、その他のオプションが凄いです。この凄いオプションを特典として、どのローンを利用すればどんな特典があるかを確認すると、「最近のローンってこんな特典があるの?」と驚かれることと思います。地方色豊かな特典から女性に嬉しい特典、優秀な保険や相談窓口がついているローンまで金融機関によって様々です。

保険は個別に加入すると、当然ですが保険料が発生します。ですが、ローンの特典として金利や返済額に影響なく優秀な保険が特典としてついていた場合、その保険でフォローしている分野の保険に加入する必要がなくなるわけですから保険料が浮きますね。

また、ペット保険などに加入し愛犬や愛猫が他人に損害を与えた場合にフォローするという特約を結んでいた場合、あえてペット保険の特約にこだわらなくても個人賠償保険でもフォローが可能です。住宅ローンのような長期ローンに賠償保険が特典として付属していた場合、多くの場合、保険料なしで恩恵を受けることができます。つまり、ペット保険の特約や他個人賠償保険を切ることができるわけです。

ローンを利用しつつ保険は別に、という形でももちろんOKですが、ローンの特典として保険料無料で特典を活用できるならそれはそれで無駄な出費を省くことができます。賠償保険の出費を仮に年間3万円とするなら、ローンの特典として付属している同内容の保険を利用することにより保険料が3万円丸ごと浮くわけです。これは非常に美味しいと言えるでしょう。

最近のローンの特典はティッシュペーパーやサランラップだけではありません。凄いんです、本当に!

ローンの勧誘をしている訳ではありませんが、ぜひぜひ、ローンを検討するなら色々な銀行のプレミアム部分も確認していただきたいです。特典によってプラスになるものがあるはずです。

ローンを利用しなければならない場合、金利分はかならずプラスされて請求されます。企業も慈善事業ではないので、そこはおまけできません。しかし、特典部分を活用すれば、生活費を上手く浮かせることだってできるんです。



面白特典ローン特選

ローンにはこんな特典が付属していることがあるんだよという参考として、ローン特典が面白い4つの銀行を例としてご紹介します。

京葉銀行の場合

京葉銀行のローンは、生活のサポート特典が多いのが特徴です。

住宅ローンを始めとした特定のローンを契約すると、法律や医療、介護、税務、子育てなどの相談窓口を無料で利用することができます。医療窓口の場合は専門医や医療機関に関する情報提供や、セカンドオピニオンの相談、女性医師や女性看護師が応対してくれる女性専用窓口もあります。

法律窓口の場合は弁護士が生活上のトラブルに相談に乗ってくれるサービス、税務の場合は税理士が税金の困りごとの相談に乗ってくれる窓口があります。介護の困りごとの場合は、介護保険で利用できるサービスの情報提供や認知症に関する相談が可能です。育児については、専任相談員が悩み相談に応じる窓口や冠婚葬祭に関する情報の提供などを行っているようです。生活に関するサポート窓口の充実は素晴らしいものと言えるでしょう。

それだけでなく、自分または家族が他人に損害を与えてしまった場合に保証してくれる日常生活賠償責任保険(最大保証額5000万円)や、本人が事故で後遺障害を負った場合や死亡した場合に最大100万円が支払われる、死亡・後遺傷害保険が特典としてついています。これらの保険はローンの特典ではありますが、特に住宅ローンは長期に渡る返済を行うため、その間は個人賠償保険をローンの特典でまかなうことが可能です。

もしもの時のために付属している団体信用保険はリビングニーズつきの八大疾病の際に保障してくれるものです。がんや心筋梗塞などの八大疾病に該当すると、保険金がローン残高に充当されますので、残額が0、つまりもう払わなくてよくなります。この団体信用保険の他に特典として住宅ローン特典金利で利用できるカードローンがついてくるコースもあります。

住宅ローン(新築・購入をお考えのお客さま) | 借りる | 個人のお客さま | 京葉銀行
京葉銀行の住宅ローンは保証料無料。インターネットでいつでも気軽に相談申込み!マイホームの新築・購入をお考えのお客さまは、京葉銀行の住宅ローンをご利用ください。参照元:京葉銀行(2015年11月、著者調べ)

新生銀行の場合

住宅ローンの審査がスピーディなところが新生銀行の売りですが、それだけではありません。住宅ローンを特典面で見ても、とても有り難い特典が付いています。

住宅ローンを契約すると、特典として、主婦には嬉しい各種サービスが付属します。風邪などの病気の子供を預かってくれる病児保育サービスや、家事代行サービス、エアコンなどを専門業者が徹底的に清掃してくれるハウスクリーニングサービスなど、仕事で家事になかなか手が回らない方には有り難いサービスと言えるでしょう。

サービスはクーポン制で、住宅ローンを契約した上で条件を満たせば借入額に応じてクーポンが発行される仕組みです。クーポンを使うことにより各種サービスを利用することができます。

多くの住宅ローンに備わっているように、新生銀行の住宅ローンにも団体信用保険のフォローがあります。新生銀行の住宅ローンの場合、団体信用保険の中でも介護に重点をおいたもので、要介護状態が一定期間継続した場合や公的介護制度における要介護3以上に認定された場合は、保険料で住宅ローン残額相当が金融機関側に支払われて住宅ローンの支払いをする必要がなくなるというものです。

特に主婦にとっては面白い特典だと思いますので、ローンの特典例としてチェックしてみてください。

初めてお借り入れの方も借り換えの方も新生銀行の『パワースマート住宅ローン』 | 新生銀行
あなたの住宅ローンを見直してみませんか?借り換えは、新生銀行の『パワースマート住宅ローン』参照元:新生銀行(2015年11月、著者調べ)

肥後銀行の場合

肥後銀行の住宅ローンの特徴は、家族形態によって金利の引き下げが充実しているところです。団体信用保険として8大疾病補償付債務返済支援保険がついてはいますが、特典の面から見ればやや地味という印象があります。しかし、金利の引き下げ条件が面白いのが肥後銀行です。特典なみに面白く印象的なのではないでしょうか。

肥後銀行の住宅ローンでは、十八歳以下の子供が二人以上いれば金利の引き下げ対象になる他、親と同居している場合はさらに金利が引き下げられ、別居、同居を問わず親が介護保険制度の認定を受けており介護をしている場合も金利の引き下げが行われる仕組みです。子供のいる家庭は金利の引き下げというローンは聞きますが、介護していれば、親が同居していれば金利引き下げるという特典は少ないのではないでしょうか。

加えて肥後銀行では、地元である熊本の産材を使用しても金利の引き下げが行われます。地元と介護を頑張る人、三世代で同居している人に優しいローンではないでしょうか。

ひご優育プラン | 住宅ローン 金利引き下げ実施中! | かりる | 肥後銀行
肥後銀行のホームページです。店舗ATMの検索、個人のお客さま・法人さま向け各種サービスのご紹介や各種手数料・金利一覧をご覧いただけるほか、インターネットバンキングもご利用いただけます。参照元:肥後銀行(2015年11月、著者調べ)

静岡銀行の場合

静岡銀行で女性が住宅ローンやリフォームローンを契約した場合に特典として付属するサービスは、宿泊施設やレジャー施設、スポーツクラブ、エステ、レストランなどで割り引きや優待を受けることができる他、家事代行や育児、介護の面でも優待を受けることができます。

静岡銀行のローンは非常に種類があり、多彩です。住宅ローンの中でも団体信用保険タイプを選ぶことができますし、金利で選ぶことも可能です。女性が申し込むと特典があるという点で、女性にはとても嬉しいものではないでしょうか。

女性専用住宅関連ローン「レディ・レディ+Plus」 | 個人のお客さま | 静岡銀行
静岡銀行の女性専用住宅関連ローン「レディ・レディ+Plus」のご案内。静岡銀行で新規に住宅ローンまたはリドームローンを借り入れいただいた女性のお客さまにご利用いただける特典サービスです。参照元:静岡銀行(2015年11月、著者調べ)

まとめ

ローンを利用する場合、そのローンの返済額の大きく関わる「金利」、ローンの審査や書類を用意する手間などに関わる「手続き」、そして各種ローン、各種金融機関ごとに押し出しているプラスワンにして特典でもある「プレミアム」部分を要素として見ることが重要です。これらを確認することにより、「手続きや条件がうちに合わないから別ローンで検討しよう」と再考することができますし、金利で大体の返済額を試算することができます。

ローンを利用しなければならないならお得に使いたいところ。しかし、お得というとどうしても金利という印象があり、金融機関の金利の高い低いで検討しがちです。

確かに金利は大切ですが、インターネット上やパンフレット上で掲載している金利だけでなく、その金融機関がキャンペーンの際に打ち出す金利もチェックする必要があります。A銀行の方が住宅ローンの金利が高いと思ってB銀行の住宅ローンにしたら、A銀行はキャンペーンを行い、しかもサービスの利用状況によりさらに金利を優遇することが一週間後に決定した。総合してみるとA銀行の方の金利が低かったということだってあり得ます。

金利は自分でも計算できますが、金利優遇やキャンペーンの情報を得るためにも一度金融機関の窓口に足を運ぶことをお勧めします。

金利の試算は自分ではミスや詳細な部分まで出すのは困難ですので、専門の職員に試算してもらうと同時にキャンペーンや優遇について情報を得る。そうすれば、インターネット上では金利が高いと感じた金融機関の方がわりとお得に借りることができたという話は意外にあるんです。ばばん!と打ち出されている金利だけで判断するのではなく、自分のサービス利用状況や銀行のキャンペーンも利用すると金利をお得にすることはできます。

金利だけでなく、特典についてもチェックしていただきたいと思います。どうせローンを活用するならお得に行きたい!お得と言ったら金利!じゃあ金利をチェック!と思考が繋がってしまいがちですが、最近の金融機関の特典は驚くようなものがついている場合があるので侮れません。

ご紹介した金融機関のように、家族構成により金利が優遇されるケースもありますし、金利には関係なく優秀な保険が保険料0円でついてくるところもあります。保険がついているのであれば、特に期間の長い住宅ローンの場合、他のフォロー内容が重複している保険を切って保険料を生活費に転用することができますし、塵も積もれば山となる理論で、保険料分を貯蓄し繰り上げ返済のたしにすることも可能です。

素晴らしい特典は家計を助ける!

金利だけでなく、是非、各ローンの特典部分もじっくり見ていただきたいと思います。きっと、ローンを利用しながらできる節約方法、お得な生活術が見つかるはずです。 ※本記事は一般的な情報に過ぎず、適用法令等の改正、前提事実や個人状況の違いおよび変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。